「ザ・ニュースペーパー」越谷公演
先週末、コント集団「ザ・ニュースペーパー」のステージを観た(5日、サンシティ越谷市民ホール)。7月末の京都公演を観ていたのだが、その後8月に岸田総理の自民党総裁選不出馬表明から、9月の石破総裁選出、10月の石破政権発足と、現実の政治状況が目まぐるしく変わったこともあり、石破総理誕生後のザ・ニュースペーパーのライブ内容も結構変わったかもという興味から、埼玉まで足を運んでみた次第。
結論から言うと、丸2ヵ月前の京都公演から内容が大きく変わったという印象ではなかった。オープニングのオオタニ選手に続いて、イシバ総理登場はまあ当然としても、後は「自民党居酒屋」やバイデン&トランプ、小泉さん、さる高貴な家の人々など、概ね京都でも観た出し物。新鮮だったのは、兵庫県知事サイトウさんの登場くらいか。このキャラは、今回だけの登場になる可能性もあり貴重だったかも。
しかし世の中の動きが速いこともあり、ネタの鮮度もすぐ落ちる感じがする。バイデンとトランプを一人二役でやるのは面白いけど、転ぶバイデンももう過去のネタという印象。大谷選手の金を盗み取った人物をネタにしても、世間はもう忘れてるような気がするし余り面白くもない。さる高貴な家の人々も、ネタにする意味がよく分からない。
今回のステージは1時間半。京都は2時間だったので、短縮版だった。京都でやった「朝まで生テレビ」ネタは無かったな。12月の東京・銀座公演のチラシももらったが、前売りで7000円。個人的には5000円なら出すという評価です。とはいえ、現実の政治は「一寸先は闇」の世界。12月には、状況がまたがらっと変わってたりして。そうなったら新ネタの披露を期待して、また観に行く気になるかもしれないな。
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