恐竜博物館特別展「竜脚類」
現在、福井県立恐竜博物館では特別展「竜脚類」を開催中(11月3日まで)。先日、北陸新幹線を使って福井まで行き、見学してきた。
常設展示室から少し離れたところにある特別展示室に、「竜脚類」の化石標本等が集結。展示のテーマは大きく4つ、竜脚類の巨大化と進化、ジュラ紀アジア最大級の竜脚類シンジャンティタン、日本の竜脚類、竜脚類の最新研究。下の写真はマメンチサウルスの全身骨格。中国四川省から産出した化石。亜成体なので少し小さめ。でも、ざっと全長10メートルはある。
下の写真は、トゥリアサウルスの部分骨格(体の前半部)。トゥリアサウルスは、2006年にスペインの研究者たちによって命名された竜脚類。全長は推定30メートル、ヨーロッパ最大の恐竜としても知られている。(特別展カタログの説明からメモ、以下同様)
下の写真は、エウヘロプスの全身骨格。エウヘロプスは、1929年に中国山東省の前期白亜紀の地層から発見された竜脚類。全身骨格の奥にある展示は、アジア最大級の竜脚類シンジャンティタンの産状骨格(化石が地表面に現れた状態。中国の新疆ウイグル自治区で2012年発掘)。
下の写真は、タンバティタニスの全身骨格。兵庫県丹波市の篠山河床に露出する地層から2006年発見、2014年に新種として命名。日本産の竜脚類化石で学名が付いたのはタンバティタニスと、福井県勝山市産のフクイティタン(2010年命名)。
白亜紀当時、日本はアジア大陸の東沿岸部に位置していた。現在、日本では岩手、福井、兵庫、三重など12の県から、竜脚類の化石が発見されている。その多くは歯の化石だが、脊椎骨や前後肢の骨化石の発掘例もある。
自分が子供の頃は、恐竜化石というとアメリカ産という感じだったが、今や中国も一大産地だし、日本でもあちこちで恐竜化石の発掘・研究が行われているのも、興味深いというか感慨深いというか。
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