日米首脳会談、通訳氏の貢献大だな
日経新聞電子版の本日発信記事(日米首脳会談、トランプ氏に首相の言葉は響いたか 通訳の表現を分析)から、以下にメモする。
通訳は外務省の高尾直日米地位協定室長が務めた。安倍晋三氏の首相在任中、トランプ氏との会談で通訳を担ってきた。英語であいさつを始めた首相が言葉につまり、高尾氏の方を向くと、トランプ氏は「どうぞ。あなたには非常にいい通訳がいるんだから」と日本語での会話を促す場面もあった。「私はずっと前から(彼を)知っている。晋三と一緒に」と付け足した。
首相の発言と高尾氏の通訳を比較すると、文意を逸脱しない範囲で、微妙に変化をつけてトランプ氏の心をつかもうとしていたことがわかる。
世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけだと思っている。
I firmly believe that it is only you, Donald, who can achieve peace across the world.
首相は「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけだと思っている」と伝えた。国際法上の正当性があいまいなままイランを攻撃したトランプ氏に投げかけるのはリスクを伴う発言だ。だからこそ響く可能性がある。高尾氏は英語で「固く信じている(firmly believe)」と表現し、思いを強めた。
・・・上記は一例で、記事には事例があと2つ挙げられていたけど、いずれにしても高尾さんって凄く優秀な人なんだなと感心する。事前にどこまで用意しているのか知らないが、首相の言葉(まさに歯の浮くようなお世辞 唖然)を、その場で文章を書くように英語で話すって、超能力じゃなかろうか。今回の首脳会談は成功裡に終了した、ということだけど、通訳の力が何より大きかったという印象を持った。外交には優秀な通訳者が絶対に必要だ、と改めて実感。
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