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2025年9月14日 (日)

ロシアの無益な火遊び

本日付日経新聞総合面のコラム記事(侮れぬ欧ロ戦争の危険)からメモする。

「ロシアの軍事拡張はウクライナだけでは終わらない。いずれ、バルト3国(エストニア、ラトビア、リトアニア)などを攻撃する恐れがある」。エストニアやポーランドでは、政府・軍幹部や安保専門家らがこう警戒し、真剣に対策が議論されていた。今年、デンマークやドイツの情報機関からも、ロシアが数年以内に欧州を攻撃しかねないという分析が出ている。ふつうなら、あり得ないような話だ。ウクライナに苦戦するロシア軍が、NATOに太刀打ちできるはずがない。

だが、プーチン氏の行動様式は西側諸国の常識では測れない。プーチン氏がもくろんでいるのは軍事的な揺さぶりなどでNATOを骨抜きにし、中・東欧を再び、ロシアの影響圏に引きずり戻すことだ。ポーランドへのドローン侵入のように、本格侵攻に至らないレベルの軍事作戦を浴びせても、NATOはロシアに報復しない、とプーチン氏は踏んでいる可能性がある。

だとすれば、極めて危ない。仮にロシア軍がエストニアを奇襲した場合、NATO全体が動かないとしても、欧州の有志諸国が報復に動き、全面戦争につながることも考えられる。

・・・21世紀の現在、他国の資源を分捕るとか、他国を支配するというのは、戦争をする理由にならないと思われる。つまり、今は基本的に戦争をする理由はない。支配のための戦争まではいかなくても、影響力を強めるために軍事力を行使する、というのも十分非文明的な振る舞いと言わざるを得ない。

まあプーチンの思考には我々の理解しがたい部分はあるのかも知れないが、それでもロシアがNATOとまともに事を構える気があるとは思えない。ロシアにやれることは、せいぜいウクライナ侵攻のような「弱い者いじめ」くらいだろうし、それにも手こずっているしなあと、自分は高を括っているんだけどね。

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