堀内誠一展
立川のPLAY!MUSEUMで開催中の「堀内誠一展」(4月6日まで)に出かけた。堀内誠一(1932~1987)の展覧会は最近もやってたな。自分は22年9月に横浜で「堀内誠一 絵の世界」展を観たよ。
今回の展覧会はFASHION、FANTASY、FUTUREの、3つの展示コーナーで構成。FASHIONでは、堀内誠一のアート・ディレクターの仕事として雑誌『anan』を展示。FANTASYでは、堀内誠一の絵本の仕事を紹介。FUTUREでは、堀内誠一を敬愛する100人からのメッセージを並べている。
堀内誠一の絵本といえば、もちろん『ぐるんぱのようちえん』。会場には、ぐるんぱの大きなフィギュアも登場。
ひとりぼっちだったぐるんぱが、仲間の象たちに後押しされて、人間の世界に働きに出る。失敗を繰り返しながらも、最後に自分がありのままに受け入れられる居場所を見つける。まさしく社会適応の物語。自分もまさに幼稚園児だった頃、出たばかりのこの絵本を読みました。ぐるんぱに、とても共感しました。やがて大きくなって学校を出てから、社会の中にうまく入れなかった時期が自分にもありました・・・ぐるんぱは俺だ!(苦笑)ということで、忘れられない名作です。
ぐるんぱはしょんぼり、しょんぼり、しょんぼり・・・して職を転々とする、のではありますが、皿でもビスケットでも靴でもピアノでも自動車でも、特大サイズにはしちゃうんだけど、ぐるんぱは何でも作れるんだよなあ。(笑)
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