障害者手帳を取得
先日、身体障害者手帳を取得した。下肢機能障害、等級は5級。
4年前に脊髄腫瘍(硬膜内髄外腫瘍)の切除手術を受けたのだが、症状の改善は殆ど見られず、左足先の麻痺は残り、左脚の筋力低下が続いた。結局、病変を認識して手術をするのが遅かったということらしく、手術をした整形外科医からは「受け入れ難いでしょうが(もうこれ以上良くなりません)」と宣告された。しかし患者としては簡単に「はいそうですか」という気分になれるわけもなく、とりあえず別の医者に相談してみたところ、ある医者から障害者手帳の取得を勧められた。言われるまで全然考えなかったことだが、どうやらそれが現実かなあと思って、アドバイスに従った。
ということで、残りの人生は障害者の端くれとして送ります。障害者手帳と共に都営交通のフリーパスをもらいました。年末調整の書類は「一般障害者」で申告しました。映画は1000円で見ました。携帯電話料金も割り引きしてもらうつもりです。
それにしても、自分の経験では医者というのは変な奴ばかりだ。なるべく医者とは関わりを持たない方が良いというのが実感だが、なかなかそうもいかないし。
そういえば、あのiPS細胞研究の山中伸弥教授は、はじめ整形外科医を志した後、研究者に転じたという話だけど、ノーベル賞も取ったし、山中先生は切った張ったの外科医なんてヤクザな道に入り込まなくて、本当に良かったと思う。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)