ルサンチリーマン。(笑)
昨夜のNHK教育テレビで、ニーチェの著作「ツァラトゥストラ」の解説番組を見た。全4回の初回。「100分de名著」と題されたシリーズ番組で、毎週水曜日夜10時から25分間の放送。昨秋の「一週間de資本論」が好評だったのか何だったのか知らないが、その路線で新たな企画を立てたって感じ。
解説は西研先生。とくれば、これはもう分かりやすい内容になるのは約束されたようなもの。番組司会は堀尾正明キャスター。哲学科の学生だったとか。意外すぎる。
第1回は主に、ニーチェの生涯と、「ルサンチマン」の話。「ツァラトゥストラ」のストーリーをアニメで見せたり、なぜかコント「ルサンチリーマン」(笑)のコーナーもあったりして、オフィスの中で若いサラリーマンが「もう10年早く生まれてたらなあ~」とかブータレてるだけのコントだったけど・・・でも、結構こういうの好き。(苦笑)
で、ルサンチマンを克服するためには「価値の転換」、と話は続くのだが、それはニーチェ的にはキリスト教道徳の批判になるわけだから、ニッポンのルサンチリーマンにはあんまりカンケー無さそうな話かもなあ。
ま、とにかく番組テキストも買ったし、全4回見ることにいたしましょう。
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