2009年9月24日 (木)

いまどきの「女子」とは何か

最近、雑誌などで「女子」という言い方が結構目につくよなとか思っていたら、昨日23日付日経新聞1面コラムでも取り上げていたので、「ほぉ~」という感じだった。コラムはまず「女子飲み」と称する飲み会が広がっている、と書き始めて以下のように続ける。

女子といっても中高生や学生ではない。メンバーは職場の同僚同士などで年齢は20代から40代くらい。
飲み会の名だけではない。ブログなどで30代女子や40代女子との自称は珍しくない。若々しく、過剰にこびを売らず、同性の目にさわやかで、男子と対等だが肩ひじは張らず、自立しているが寄る辺無さも残る。そんな意味合いを込めているようだ。

・・・いまどきの「女子」の意味の簡潔な説明で、参考になる。確かに「女子」といっても「女の子」ではない。女子高生でも女子大生でもない、仕事を持っている「女子」。昔なら「いい大人」の年齢なんだけど、「若々しい」。でも、オンナオンナしているわけではないから、「こびは売らない」。といって「肩ひじ張って自立してます」(それをやったら「女子」じゃなくて「女史」だな)というのでもない。「同性の目にさわやか」というと、それこそ女子の部活でリーダーになるようなキャラだろうか。

いまどきの「女子」という言葉の使い方に対して、中年男子?である自分は最初、正直違和感があった。それでも何度か目にしているうちに、だんだんあるイメージが感じられてくるのが不思議なところなんだよな。そこに上記のコラムを読んで、なるほど大体こんな感じですか、と認識いたしました。

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2009年4月20日 (月)

「人間」50年とは

「人間50年」の「人間」は、もともとは「人の世」という意味だったそうな。中央公論5月号掲載「未曾有の漢字ブームの不気味さ」(加藤徹・明治大学教授)からメモ。

どこの国でも、めったに使わない難しい術語は、意味がせまく限定されてかえってわかりやすい。また時代が変わっても、意味は安定している。むしろ、毎日よく使う言葉は、容易に意味が変化してしまうので要注意である。

一例として「人間」という漢語をあげてみよう。織田信長は幸若舞の「敦盛」の一節、「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり」を好んでうたい、舞ったという。テレビドラマや小説でそのシーンに触れる現代人の多くは、「人間五十年」の意味を「人間の寿命は50年だ」と誤解してしまう。

日本語の「人間」という漢語は、呉音でニンゲンと読んでも、漢音でジンカンと読んでも、もともとは「人の世」という意味だった。転じて「人の世にすむニンゲン」を意味することもあったが、古文においては九割がた「人の世」を意味した。ところが江戸時代から、ニンゲンという漢語は、現代日本語のニンゲンと同じ意味で使われる比率が増え、逆転した。

信長は16世紀の人物なので、「人間」を「人の世」の意味で使っていた。「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり」の正しい意味は、「人の世の50年の歳月は、下天の一日にしかあたらない」である。(下天は天界のひとつ)

昨今の漢字ブームでは、「人間」のような基本語彙の理解よりも、「漢検一級」のテストにしか出てこないような難しい漢字の読みを覚えることのほうにエネルギーが浪費されている。

・・・なるほどなあと思う。でも、「ひとたび生を得て滅せぬもののあるべきか」と続けられると、やっぱり「人生は50年だ」という感じがしてしまうんだけど。

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2007年6月 2日 (土)

男の薬指の謎

「ギターを弾く男の人の指を見るのが好き」という女性の御意見を、何度か目にしたことがある。ちょっと意外な視点だったので、頭の中に残っていたら、今夜10時のNHK「解体新ショー」は「なぜ女性は男の指に魅せられるのか」。ついつい見ることに。

初めて見る番組なんだけど、冒頭のテーマ音楽が金井克子「他人の関係」だったので、古い曲だな~(ということを知ってるワタシも古い人間)と思ってしまった。毎週コレなのかい?それとも今日は手がテーマ(金井の振り付けが印象的な歌)だから?

さて男の手の話。まず街頭アンケートで、女性が注目する男のパーツは第1位が顔、そして第2位が手であるという調査結果が示される。次に指摘されるのは、男の薬指は人差し指より長いのに、女の薬指と人差し指は同じ長さという事実。そんなこと言われるまで意識したことなかった。これは驚き。では男の長い薬指が何を意味しているかというと、それは男性ホルモンの多いこと、男性の身体能力を示しているという。イギリスの学者が調査研究を行い、サッカー選手の薬指が一般人男性の薬指よりもさらに長いことが確かめられたうえで、上記のような学説を発表したとのこと。

つまり女性は男の手指を見て、男性の能力が高いかどうかを検証しているらしい。それは無意識の行為である、とか言われるんだけど、スタジオに来ていた一般の方々(女性が多い感じ)は全員納得していたのだった。

無意識って説明もちょっとどうかと思うんだけど、やっぱり生物学的プログラムということなのかなと思う。男が若い女を、女が背の高い男を求めるのも、すべては良い子孫を残すためのプログラムであると。男の手指もまた、女性が良い子孫を残すために異性を判断する一つの手がかりなのかなと。

ギターを弾く指を見るのが好きだという女性も、やはりそこに男性能力の高さを感じているのかな?

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2006年1月16日 (月)

お気に入りのジョーク

エスニック・ジョークというのがある。国民性や民族性を笑いの種にするアレだ。自分が人から聞いたものでかなり気に入っているのが、沈没する船から各国の人に海に飛び込んでもらう話。最近出た『世界の日本人ジョーク集』(中公新書ラクレ)に載っていたので、以下に引き写します。

ある豪華客船が航海の最中に沈みだした。船長は乗客たちに速やかに船から脱出して海に飛び込むように、指示しなければならなかった。船長は、それぞれの外国人乗客にこう言った。

アメリカ人には「飛び込めばあなたは英雄ですよ」

イギリス人には「飛び込めばあなたは紳士です」

ドイツ人には「飛び込むのがこの船の規則となっています」

イタリア人には「飛び込むと女性にもてますよ」

フランス人には「飛び込まないでください」

日本人には「みんな飛び込んでますよ」

・・・自分の聞いた話では、女子供をボートに乗せるために、男には海に飛び込んでもらうという設定で、ドイツ人には「キャプテンの命令ですよ」、イタリア人には「いい女がいますよ」と言えば飛び込んでくれる、と記憶していた。実際ネットで調べてみると、やはりいくつかバリエーションがあるみたいです。いずれにしても、日本人としては思わず(ちょっと自虐的に)笑ってしまいます。

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