「ザ・ニュースペーパー」京都公演
昨日28日、「ザ・ニュースペーパー」のステージ(京都公演)を初めて観た。政治を中心とする時事ネタのコント。30年以上のキャリアがある。
日経新聞に9月の日経ホール公演の告知があり、毎年やってるらしいけど、まあ東京まで行くのもなあと思い、当面のスケジュールを調べると、名古屋の予定は無いのだが京都公演があったので観に行った次第。(名古屋でも御園座でやっていた覚えがあるのだが、あれは冬だったかな)
全体的な印象は凡そ予想の範囲内。やっぱりどうしてもネタにする現実の人物に頼る部分が多くなるので、もともとキャラが立ってる人だといいんだろうけど、今の総理大臣はねえ・・・コントでイジって面白い人でも無いよね(苦笑)。
そういう意味では、小泉純一郎首相の頃は良かったんじゃないかと想像するのだが、ちゃんと出てきました(笑)。実際、「小泉」さんのお話は、いかにも本人が言いそうなことを語っていて、キャラ作りも心得ている感じがした。
後はやっぱり、アメリカ大統領選でいろんなことがあった直後なので、バイデン&トランプは新鮮なネタで勝負できた、というところ。やっぱりバイデンが転ぶのはネタになるよな。(笑)
なぜか上皇と今上天皇も登場するけど、大昔だったら不敬罪になるところだなあ(苦笑)。「朝まで生テレビ」もネタになってるけど、今では司会者の「老害」が囁かれる番組だしなあ(また苦笑)。
京都劇場って、初めて行ったんだけど、結構大きい劇場なのだな。2階最前列で観たせいかもしれないが、ちょっと空間が広かったというか、たくさんの人間が舞台に上がるわけではないコントは、もう少し小さいハコでやるものかもなと感じた。
政治ネタ中心ではあるが、いろいろキャラ不足なのか、「安倍」さんも天国から出てきた(苦笑)。その一方で、野党の人々は出てこずじまい。コントのネタになる程の存在感も無いということか(野党とかじゃないけど、石丸君はネタになっていなかったな)。本当に、日本の政治が活性化して、コントのネタになるような政治家が与野党問わずたくさん出てくると良い、と思ったりする。
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