エスカレーターでは「並ぶんジャー」
先日訪れた福岡では、地下鉄駅構内にエスカレーター利用のマナーを呼びかけるポスターが貼られていた。(下の写真)
「ならぶんジャー」という「戦隊ヒーロー」がキャラとして登場し、エスカレーターは立ち止まって両側利用で乗ることを呼びかけている。最近各地のエスカレーター、特に駅では「歩かない」「手すりにつかまる」などの表示が目に付く。名古屋市では、条例でルール化もした。
エスカレーターの片側空けが始まったのは、自分の記憶では1990年代の前半の前半くらいか。テレビニュースで、片側空けが国際ルールであると各局から一斉に伝えられたのがきっかけだったように思う。つまり30年くらい続いている「習慣」ということになる。しかし片側に乗るために長い列ができるなど、合理的とは言えない場面も目に付く。長期間に亘る習慣だからか、各種呼びかけにも関わらず、今のところ、両側立ちに大きくシフトしているとは言い難い。けれど、並んで乗る方が合理的なんジャー、ということで自分も心掛けたい。
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