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2022年6月12日 (日)

「メフィラス構文」

公開中の映画「シン・ウルトラマン」観客動員200万人突破を記念して、ただ今入場者に「メフィラス構文ポストカード」配布中(全国合計50万枚限定)。3種類あるとのことだが、とりあえず自分の貰ったカードには、「千客万来。私の好きな言葉です。」とあります(笑)。既にヤフオクには3種セットなるものが出品されていて、あと2つは「ポップコーンは割り勘でいいか?ウルトラマン。」「そうか。映画を観に来たのか。賢しい選択だ。」というもの。3種いずれもメフィラスのセリフをベースに、映画興行の宣伝フレーズとしている。

「メフィラス構文」とは、映画に登場する山本耕史演じる外星人メフィラスが、格言などを引用した後に「私の好きな言葉です」、または「私の苦手な言葉です」を付け加える言い回しを指している。今や特に格言に限らず、「好きな言葉です」を付け加える「用法」として、SNSやネットで認知されている感じだ。

メフィラスが「私の好きな言葉です」として挙げるのは4つ。
・郷に入っては郷に従う
・善は急げ
・備えあれば憂いなし
・呉越同舟
同じく「私の苦手な言葉です」として挙げるのは2つ。
・目的のためには手段を選ばず
・捲土重来

「郷に入っては郷に従う」「呉越同舟」が好きというのは、物事を進める際のメフィラスの現実主義的な姿勢を示しているように思う。「備えあれば憂いなし」が好きというのは、物事を進める際のメフィラスの用意周到な姿勢を示しているように思う。「善は急げ」が好きで「捲土重来」が苦手というのは、メフィラスが物事を進める際には、タイミングを捉えて一発必中で決めたいという意思を表しているように思う。そして「目的のためには手段を選ばず」が苦手というのは、なりふり構わず物事を進めることはしたくないという、メフィラスの美意識を示しているように思う。

好きな言葉と苦手な言葉で、自分のポリシーを示すメフィラス。さすがウルトラマンの強敵という感じ。

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