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2021年12月 9日 (木)

関西スーパーVSオーケー、最高裁へ

関西スーパーVSオーケーを巡る司法判断は神戸地裁(オーケー勝利)、大阪高裁(関西スーパー勝利)、そして最高裁へと持ち込まれた。本日付日経新聞から以下にメモする。

関西スーパーマーケットとエイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)傘下の食品スーパー2社との経営統合を巡り、大阪高裁は8日、統合差し止めを求めるオーケー(横浜市)の許可抗告を認めた。司法判断が揺れた異例の統合劇の行方は、最高裁に委ねられる。

今回、大阪高裁が認めた許可抗告は、決定の判断が過去の判例と異なったり、法令の解釈に関する重要な事項を含んでいたりする場合に限り、最高裁の判断を仰ぐことができる制度だ。ただ最高裁にたどり着くまでのハードルは高い。司法統計によると、2020年は全国の高裁への許可抗告の申立件数は1311件あったが、高裁の許可を得るなどして最高裁が新たに扱ったのは45件だった。

神戸地裁と大阪高裁で判断が分かれた理由は、総会運営の「形式」を重視するか株主の意思という「実質」をみるかの違いだ。
地裁は投票ルールに注目し「議場閉鎖の解除後は、軽微かつ形式的な誤りだったとしても訂正できない」などと指摘。高裁は「株主の意思が投票用紙と異なっていたと明確に認められ、恣意的な取り扱いとなる恐れがない」などとして、賛成票として扱うことを認めた。

最高裁の審理では、株主意思の尊重と総会ルールの運用のバランスに、どのような判断が下されるかが注目される。

・・・当初自分は素人判断で、株主の意思が賛成なら白票を賛成と見做してもいいかな、とか思ってたら地裁判断が出て、なるほどあくまでルールに従って例外的措置を認めちゃいけないのが法的判断なのだな、と一応納得していたら、地裁判断と逆の高裁判断が出て、何これ裁判所の判断って何なの?と思ってしまった(苦笑)。専門家の意見も割れているということだし、最高裁の判断はどうなることやら。関西スーパーの株価はというと、オーケー勝利期待で上昇、敗北予想で下落するという推移。とにかく多方面に迷惑をかけているわけだから、問題の一票を投じた株主には土下座して世間に謝ってもらいたい気がするぞ。

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