« 「関ヶ原」西軍陣地巡り | トップページ | 「新しい資本主義」を問う(岩井克人) »

2021年11月14日 (日)

「革命政党」、共産党はオワコン

先の総選挙では、野党共闘は結果的に不発だった。仮に選挙で勝利したら、日本共産党の政権参加(閣外協力)が実現したのだろうか。それもなんだかリアリティが乏しいと感じる。ていうか現在の日本においては、もう共産党という政党そのものにリアリティが無い、としか思えない。要するにオワコン。以下にメモするのは、最近目に付いた池上彰と佐藤優の共産党に関するコメント。

1991年、ソ連が崩壊し、「結局、共産主義はうまくいかない」となった途端、各国の共産党はその名前を捨てました。中国の台頭やソ連の崩壊にもかかわらず「共産党」の名前を変えずにいるのは、資本主義の先進国と言われる中では、日本とフランスだけです。日本共産党は、国内では最古の歴史を誇る政党で、その名前も結党以来変えていません。党員や支持者の中でも「名前を変えたほうがいいのでは」という議論があったようですが、それでは歴史の否定になるという意見が勝り、改名にはいたっていないようです。(池上彰、『これが日本の正体!』大和書房より)

重要なのは共産党が〝普通の政党ではない〟という点です。日本共産党は1922年7月15日、モスクワに本部を置くコミンテルン(国際共産党)の日本支部として非合法に設立され、来年で創立100年を迎えます。そして、発足当時から革命を放棄したことは一度もありません。共産党はいまも社会主義・共産主義社会を目指す革命政党なのです。(佐藤優、「週刊新潮」11月18日号より)

・・・そもそも歴史的な由来からして、共産党は革命を目指す政党である。党名を変えることは党の歴史を否定し、革命を否定することになる。だから党名を維持することは、少なくとも建て前としては、革命を否定しないことを意味する。しかし、もはや革命の不可能は誰の目にも明らかだろう。にも係わらず、建て前としても今でも革命を目指すなら、そんな政党は存在そのものがお笑いぐさである。未来に向けて新たな一歩を踏み出すためにも、現実を直視して、歴史を否定する勇気を持つことをお勧めしたい。

|

« 「関ヶ原」西軍陣地巡り | トップページ | 「新しい資本主義」を問う(岩井克人) »