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2021年10月13日 (水)

関西弁「知らんけど」活用

関西人は、話の最後に「知らんけど」と付け足すことが多いらしい。そしてこれが今、全国的な流行りの言い方にもなっているとか。日経新聞電子版10/12発信記事(関西弁、最後に「知らんけど 笑い絡ませ表現に奥行き)からメモする。

関西の人々は実際、どれだけ「知らんけど」という言葉を使うのか。天神橋筋商店街(大阪市北区)で聞いてみた。「毎日使う」と答えたのは8割以上。60代以上は使わない人が多かったが、若い世代では大半の人が日常的に口にしているようだ。伝聞に基づく話だったり個人的な見解だったり、曖昧さを含む内容の場合に、責任回避や照れ隠しの意味合いで用いるようだ。会話の面白さを優先して持ちネタを披露し、最後に「知らんけど」とオチをつけるパターンも。相手から「知らんのかーい」とツッコミが入ることもあるという。

多分にお笑いの世界にも通じる要素を含むようだが、いわゆるバズワード(はやり言葉)化したのはいつ頃か。大阪大大学院文学研究科の金水敏教授が調べたところ、ツイッターでは2012年に「知らんけど」の用法に言及した投稿が登場。本格的に流行したのは最近3~4年だ。

「江戸(東京)は武士の社会で、責任のある言動が何よりも大事だった」。金水教授はこう指摘する一方、大阪は昔も今も商都で「相手を楽しませる会話は、新たなビジネスの創出につながる。日ごろから笑いを重視するのはそのためではないか」と語る。実際に、関西ではビジネスの場でも笑いが重視されるという。相手がつっこまずにはいられない笑い話をあえて盛り込み、取引先との距離を縮めるのも商談のテクニックなのだ。

「知らん」は語尾で意味が変わる。「知らん」は「本当に知らない」で、「知らんわ」は「私も知らない」という相づち。「知らんねん」は「知らなくて申し訳ない」という意味を含み、「知らんし」や「知らんがな」は「どうでもいい」「興味ない」。言葉の表情の豊かさに関西弁らしさが漂い、SNS上でも話題だ。

・・・いかにも関西弁らしい「知らんけど」活用。覚えておいて損はないぞ。知らんけど。

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