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2021年3月 3日 (水)

定年後は「一兵卒」の心構えで

今野浩一郎・学習院大学名誉教授は、「生涯現役で働くことを考えるなら、ピークアウトという発想が重要だ」と強調する。日経新聞電子版の本日発信、今野教授のインタビュー記事(もともとは日経ビジネス記事)から、以下にメモする。

「某大手企業の部長だった私の友人が、定年後にあるベンチャーに移ったんですが、絶対マネジャーはやりたくないと言って、ヒラで働いていた。上司は20代後半か30歳ぐらいでしたが、彼が言うわけです。『今の働き方は楽でいい。部下の評価もしなくていいし、部門の成果責任を負わなくてもいい』って。そういう気持ちの切り替えをして、一兵卒で頑張ればいい。それができるかどうかですね」
「長く働き続けるにはどこかでピークアウトしなければいけない。生涯現役というのは、そういう働き方をしなければいけないんですよね」
「降りていくのには勇気がいる。人間いつまでもできると思いがちです。何か外的なきっかけを加えた方が降りる決断がしやすい。それが定年制だと最近、思っているんです」
「(定年を)節目にしてキャリアをもう一度転換しようということです」
「一兵卒に戻って、若い人間の下で働くのも別に構わない。長く働くというのはそういうことだ。こういう価値観というか文化をつくる必要があるんでしょうね」
「ピークアウトがあって、一兵卒になってもそれなりに頑張って働いて、徐々に引退に向かっていく。そんな世界にも例のない社会システムを、高齢化が最も進んだ日本で構築できれば、立派なことなんじゃないかと思っています」

・・・自分のことを言えば、もとからマネジャーつまり管理職になったことはないから、定年しても意識の落差というのは余り感じることなく働き続けているところです。(苦笑)
「一兵卒」と聞いて自分が思い出すのは、政治家の小沢一郎。小沢がしばしば使っていた「一兵卒として汗をかく」みたいな言い方は嫌いじゃない。というか、まさに定年後は、基本的にそういう意識で働くのがいいんだろうと思う。

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