« 「岸見哲学」の幸福論 | トップページ | 関ヶ原の西軍、幻の決戦計画 »

2020年12月19日 (土)

欧米人の「マスク拒否症」

日本の新型コロナウイルス感染者数が比較的少ないのは結局、みんな大人しくマスクをしてるから、ということになるのかな。『世界のニュースを日本人は何も知らない2』(谷本真由美・著、ワニブックスPLUS新書)から以下にメモ。

日本人にはもともと「マスクをする」という習慣があり、インフルエンザが流行る時期や花粉症の季節にはマスクをする人が街中に溢れます。
ところが海外は違います。台湾や中国では、マスクはめずらしくありませんが、アメリカや欧州、オセアニアでは、マスクは真っ向から否定されていて、身につける習慣があるのは医療関係者だけでした。
彼らにはもともとマスクをつける習慣がありませんから、新型コロナで死者が大量に出ても、マスク着用を頑固に否定する国が多かったのです。

そもそも、彼らはマスクに対して大変な抵抗感があるのです。なぜかというと、「マスクをする人=異常な病気にかかった人」というイメージがあるからです。
さらに、マスクは弱者は病気の象徴であり、目にするだけで不気味だという考え方もあります。
英語圏の映画やドラマなどを観ると、口元を隠しているのは悪役や異常な行動をする人など、要するにヤバいキャラばかりです。
なぜ口元を隠すことがヤバい人の象徴なのか? それは他人と話すとき、英語圏の人々は相手の口元を見て、その人の感情や心を読みとっているからです。ですから口を隠すということは「自分の本心を隠す」ということ。

マスク騒動でわかるのが、一見合理的にみえる欧米の人々でも、実は日本人以上に科学を軽視し習慣や因習にとらわれる側面がある、ということです。

・・・自分も、マスク好きなど日本人の清潔感覚は度を過ぎていると思うこともあるのだが、その感覚が有利に働いたということであれば、今回のコロナ騒動では日本人でよかったという感じだ。

|

« 「岸見哲学」の幸福論 | トップページ | 関ヶ原の西軍、幻の決戦計画 »