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2020年4月 5日 (日)

コロナショック相場の行方

本日発行の「日経ヴェリタス」では、2020年度の株式相場見通しを12人の市場関係者にヒアリング。株式相場混乱の収束時期は「夏までに」「年度末までに」の2つの意見、いわば「早期収束派」と「持久戦派」に分かれたという。

今後、株式相場がいわゆる二番底を付ける見通しでは両者の見方は一致。景気や企業業績など実体経済の悪化を織り込むという想定だ。さらに二番底を付けた後の相場は上向きに転じるというのも共通している。各国の金融・財政政策の効果が徐々に現れてくるというのが、その理由。ただし実体経済及び市場心理の好転を株価が映すパターンについては、両者に差異がある。「持久戦派」は二番底が3月安値(16500円)を下回り、年度中に1月高値(24000円)を超えることはないと見ているのに対し、「早期収束派」は株価が二番底を付けた後、年度中に1月高値を上回る可能性もある、と見ていることだ。

・・・という具合に記事では説明されているのだが、12人のプロが示す株価の安値高値の時期と水準を見ると、

安値の時期は4-6月が最多の10人、7-9月が2人
高値の時期は来年1-3月が最多の8人、10-12月が3人、7-9月が1人
安値は16000円が最多の7人、17000円と15000円が2人ずつ、13800円が1人
高値は25000円から20000円まで分散し、最多は22000円の3人

ということで、イメージとしては、4-6月に16000円台で相場は二番底を付けて底入れ。その後相場は上昇に転じて、来春に今年1月の高値を更新する可能性がある、逆に言えば年内に高値まで戻る可能性は小さい。というのが今のところ、最大公約数的な株式相場のシナリオということになるのだろう。

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