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2019年11月12日 (火)

「こんまり」と低金利

オーストラリアの政策金利は過去最低の0.75%。豪中銀のロウ総裁は「消費の見通しが引き続き不確実だ」と説明している。地元紙のコラムによれば、この低金利環境は、「こんまり」の愛称で知られる片付けコンサルタントの近藤麻理恵氏が間接的に影響している。らしい。本日付日経新聞市況欄コラム「市場点描」(豪の低金利「こんまり」が一役?)からメモ。

ここ数年、オーストラリアのテレビではミニマリズム(必要最小限まで減らす考え方)をテーマにしたドキュメンタリー番組や「ウォー・オン・ウェイスト(無駄との戦い)」といった番組がはやっている。火付け役は「ときめく」か「ときめかない」かで、不要なものを捨てることを勧めるこんまりだ。

(地元紙の)コラムでは「安価な商品の輸入に支えられた大量消費時代が終わりを告げようとしている」と指摘。安い家具や食べ物などが過剰な時代は、よく熟慮された消費主義にかわろうとしているという。こんまりが広める考え方は、あながち景気減速と無関係ではないのかもしれない。

・・・「こんまり」が世界に広がりつつあるとすれば、世界の低金利環境も続くことになるのかな。それにしても、こんまりが欧米人にも受け入れられているのは、ちょっと不思議な感じがする。不要なものにキスして「さよなら」と告げる。モノにも命があるかのようにふるまう、こんまりの流儀は、いかにも日本的アニミズムを感じさせる。欧米人の文化のベースにあるキリスト教の考え方では、創造主と被造物をはっきり区別するから、モノはあくまでモノと見ている。と自分は理解していたので、アニミズム的なこんまりが欧米人にも広まるのは何でだろう~何でだろ、と思うのだ。

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