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2019年10月24日 (木)

日本が認める国の数は195

本日付日経新聞政治面記事からメモ。

天皇陛下が即位を国内外に宣明した22日の「即位礼正殿の儀」には186ヵ国の代表者が参列した。日本政府は国家として承認する195ヵ国のうちシリアを除いて招待し、9割超が出席した。国連加盟国は193ヵ国で、日本と日本が承認する国の計196ヵ国より3ヵ国少ない。

日本は国連未加盟のバチカンやコソボ、クック諸島、ニウエの4ヵ国を承認する。一方、91年に韓国と同時に国連に加盟した北朝鮮を国家とは認めていない。
国際法上では一般的「国家」は①領域②国民③主権――の3要素を満たすことが要件とされる。ただある国が別の国を国家として認めるかは、あくまでも各国個別の判断に委ねられる。
日本は国を承認する際、相手国に「国際法を順守する意思と能力」があるかも考慮に入れている。3要件を満たすと考えられる北朝鮮を承認しないのもそのためだ。

国家承認と密接に関わる概念に「国交」や「外交関係」がある。各国の判断に委ねられる国家承認とは異なり、外交関係をひらくには相手国との相互同意が必要だ。
かつて冷戦下では米ソが自らの陣営への囲い込みを進めた。冷戦が終わると日本なども承認する国の数を増やした。
承認する国家の数の変化は国際情勢と不可分な関係にある。

・・・グローバル化の中で国境の壁は低くなった――とはいえ、主権国家の相互承認で成り立つ国際社会の基本構造は、1648年のウェストファリア条約成立以来変わっていない。ということなんだろう。

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