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2018年7月18日 (水)

映画「終わった人」

これは「終わった人」ではなく「終われない人」の話だな。というのが、映画「終わった人」を観た時の感想。あるいは「卒婚」の話なのかな。原作は内舘牧子のベストセラー小説。自分は読んでないので、小説の内容が映画にどれ位盛り込まれているのか分からないが、上映時間2時間は少し長いなと感じた。

しかし、主役の舘ひろしはミスキャストだろうと思って観たら、やっぱりミスキャストだった(苦笑)。主人公は東大卒、メガバンクに勤めて子会社出向で定年を迎えたサラリ―マン。屈折を抱えたエリートである。はずなんだけど、やっぱりそうは見えない。広末涼子との「恋」も、舘ひろしならもしかして上手くいっちゃう?と思わせてしまうので、それだと何か違うなという感じがする。こういう主人公は、主役をやる俳優よりも、バイプレイヤーのやる役なんじゃないかと。それこそ故大杉漣、遠藤憲一、松重豊とかね。

昨今「人生100年時代」「生涯現役」などの言葉も行き交うなか、「定年」という概念も徐々に消えていくような気配もある。「週刊ダイヤモンド」(7/14号)に、「人生後半戦の働き方」として、①中小企業・事業を買収して経営者になる、②独立して個人事業主になる、③定年前後に転職する、④定年後再雇用制度を利用する、の4つが挙げられていた。しかし①②③ができるのは、サラリーマンのごく一握りという感じがする。

まあレベルは人それぞれにしても、「終われない人」が既に多数派になっている気配もあるし、サラリーマンも会社人生終盤の出処進退は自分で決める、そういう時代が到来しているということなんだろう。

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