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2017年6月23日 (金)

岐阜羽島駅の謎

先日の新幹線の架線事故による運転停止の際、岐阜羽島駅に停車中の新幹線車内で「近くにはコンビニもありません」とのアナウンスが流れたらしくて、これがネット上で話題になったとか。降りたことないけど、確かに岐阜羽島駅って、何にもない感じだよねぇ。何でこんなところに駅があるのか? 本日配信の「乗りものニュース」からメモしてみる。

この岐阜羽島駅は、「政治家の力によって駅ができた」という噂も存在しました。駅前には岐阜羽島駅の誘致に尽力したとされる地元選出の政治家、大野伴睦夫妻の銅像も建っています。

岐阜羽島駅は1964(昭和39)年、東海道新幹線(東京~新大阪)開業時に新横浜、小田原、熱海、静岡、浜松、豊橋、名古屋、米原、京都の各駅とともに設けられた途中駅のひとつです。

実はこの駅、ある役割をもってつくられました。

JR東海の元会長である須田寛さんの著書『東海道新幹線Ⅱ』(JTBパブリッシング)によると、「関ケ原付近の積雪に備えて名古屋、米原の中間に除雪車両の基地、除雪列車(機械)の折返し設備が必要であり、たまたま岐阜県下にも一駅を設ける要請があってそこに駅を併設した」とあります。

また公益財団法人交通協力会『新幹線50年史』によると、「この駅は関ヶ原の急勾配区間を控えていることから、故障車の留置線を2線設置できるように考慮」とあります。

このように、岐阜羽島は関ヶ原の雪や異常時のことも想定しつくられた駅で、東海道新幹線の中間駅としては規模が大きく、4列車までホームに停車可能。大雪や、また今回のような異常時における列車の留置などに対応できます。

・・・乗降客よりも鉄道会社の都合というか、相当テクニカルな理由で作られた駅なのね。

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