ジョン・ウェットン死去
訃報が飛び込んできた。常にプログレッシブ・ロック界の第一線で活動してきた男、ジョン・ウェットン。1月31日、がんにより急死。享年67歳。
2015年春、中野サンプラザで行われた再結成UKのラストコンサートを自分も目撃。まさかあれからたった2年で、ジョン・ウェットンがこの世を去るとは夢にも思わなかった・・・哀しくも残念としか言いようがない。
ジョン・ウェットンのキャリアにおいて、代表的なバンドとして名前が挙がるのはキング・クリムゾンであり、エイジアであるかも知れない。しかし70年代ティーンエイジャーである自分にとって、クリムゾンというカリスマ・バンドに比べたら、エイジアの音楽はとてもじゃないがプログレとは呼べないのが正直なところ。
自分が実際にジョン・ウェットンのステージに接したのは1979年のUK来日(日本青年館)、そして30年の時を経た2011年、2012年の再結成UKの来日(川崎クラブチッタ)ということもあり、自分にとってはジョン・ウェットンと言えば、エイジアよりもUK、という印象は強い。
今となっては、UK復活はジョン・ウェットンがこの世を去る直前に我々に遺してくれた奇跡のような置き土産だったと改めて感じるばかりである。合掌。
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