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2016年7月14日 (木)

今上天皇、生前退位の意向

このブログで2009年1月末にメモしたことを再掲する。
(引用始め)
昨日30日付日経新聞で目に付いた一文。
「天皇という職務に定年はない」
言われてみれば、そっかー、天皇って結構大変だよなーと思った。

件の記事は、天皇陛下の公務等の負担軽減策発表(29日、宮内庁)を受けた解説で、引用した冒頭の文に続けて、「憲法で定められた国事行為や慣例となった重要行事などは、天皇が高齢になったからといって簡単に削減することはできない」、とある。

とりあえず『天皇陛下の全仕事』(山本雅人・著、講談社現代新書)を参考にメモ。
天皇の行為は「国事行為」「公的行為」「その他の行為」に分かれる。
国事行為は憲法6条、7条、4条第2項に規定される首相任命、法律などの公布、国会召集、大臣らの任免など。
公的行為は、外国訪問、地方訪問、拝謁、一般参賀、園遊会、賓客接待など。
平成16年の行事710件を、仕事の性質で分けると、「人と会う」53%、「事務処理」14%、「儀式・式典出席など」11%。
外国関係の仕事は24%を占める。また、行事の場所としては皇居内が8割以上と。

否応無く「生涯現役」状態なのだが、逆に言うと、極端な話、介助やら介護やらを必要とする状態になっても仕事しなきゃいけないのか、という感じで、事実上の引退の道もありにしないと、何だか非人間的な扱いじゃないかなと思ったり。

一時期、「女帝」問題で皇室典範改正の動きがあったけど、「天皇の退位」も皇室典範に拠るということなので、今度はそこんとこ改正とかどうでしょう。天皇にも自分から退位する自由がないとまずいんじゃないのかねえ。
(引用終わり)

・・・ということで、今回の天皇「引退」報道、自分的にはそんなに驚くこともなく。

しかし、とうとう浩宮が天皇になるのか。浩宮と学年の同じ自分には、ついにその時が来たのかという感慨がある。

ついでにいえば、改憲するなら天皇の位置付けも再考の余地あり、だな。戦後すぐなら国民統合の「象徴」も、まだリアリティがあったのかも知れないが、浩宮が「象徴」と言われても、個人的にはよく分からんって感じだし。

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