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2016年5月15日 (日)

柳澤協二氏のお話を聞いた

今日は、新浦安駅に近接する「ショッパーズプラザ新浦安」内、浦安市民プラザに出向いた。目指すは映画「天皇と軍隊」の上映会。なんだけど、実は映画自体は既に昨年夏に見ていた。ので、今回は上映後のトークイベントのゲストである柳澤協二氏の話を聞くことが一番の目的、ということになる。元防衛官僚ながら現政権の安保法制に反対する柳澤氏のお話の一部を以下にメモする。

安保法制の問題のひとつ。自衛隊員の武器の使用が認められたが、それは軍の武力行使ではない。自衛隊は軍隊ではないのだから。すると人を殺した場合、それは武器を使用した個人が殺人罪に問われることを意味する。

自衛隊の位置付けについて、改憲ではっきりさせるというのは解りやすい。しかしこれまで自衛隊が積み上げてきたものをどう評価するか。国内では災害時の救援活動を行い、国外の平和維持活動では人を殺していない自衛隊を、国民の90%が支持している。自衛隊60年の歩みを振り返りつつ、自衛隊の在り方についても時間をかけて議論するべきだろう。

憲法改正を進めようとする側、止めようとする側、どちらもエネルギーが足りない。改憲派も護憲派も、戦争を知らない人が多くなっているからだろう。殺し合いであるという現実、戦うための価値観とは何かも含めて、戦争というものをどう捉えるか、あらためて議論する必要があるだろう。

・・・ということで柳澤氏自身も、戦争について考えることを当面の課題としたい、とのことだった。およそ一時間の話の内容、話しぶりからも、この人は信用できる人だな、と思った。

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