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2015年6月11日 (木)

米ブラックロック、日本株に強気

本日付日経新聞マーケット面のコラム記事「スクランブル」(巨大投資家、市場を席巻)からメモする。

いま日本株を買っている外国人とは誰なのか。データを探ったところ、ある巨大な米機関投資家の存在が浮かび上がった。その名をブラックロックという。

同社が急成長したのは、金融危機前後に体力が落ちた米メリルリンチと英バークレイズから運用部門を相次いで買収したからだ。今ではあらゆる運用商品を手掛けるコングロマリットで、規模は573兆円と世界で圧倒的な首位。世界最大の年金基金、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の4倍の規模だ。

日本株への投資額はどれほどか。調査会社ファクトセットがTOPIX500構成銘柄を調べたところ、グループ16社の合計で10兆7680億円。GPIFは下回るものの、日銀とはほぼ並ぶ日本株を持つ、日本企業の2位ないしは3位の大株主ということになる。

何より目立つのは足元の買い増しペース。昨年3月末比77%増で、増加額は4.7兆円。
ブラックロック関係者によると、同社の日本株買いの半分強をETF(上場投資信託)や法人客から預かったインデックス運用の買いが占める。

ブラックロック・ジャパンで最高投資責任者を務める河野真一氏は言う。「バリュエーションはいい水準まできたが、日本企業でガバナンス改革が始まったのは大きい。対話を通じ我々自身が投資先のバリュエーションを切り上げることができますから」。
世界最大の巨大投資家は、まだ日本株を買うつもりのようだ。

・・・ガバナンス改革は、企業の評価引き上げに関与するチャンスとみる機関投資家の自信が印象的ではある。

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