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2015年4月 2日 (木)

相場に左右されない人生

「相場が人生を左右するなんておかしい」と言うのは、ファイナンシャルプランナーの三輪鉄郎氏。日経新聞電子版本日付記事「わたしの投資論」からメモする。

マーケットではきのうまで正しかったことがオセロゲームのようにがらっと変わってしまうということが起こるんです。そうなってしまうと一個人や一企業の力ではどうにもなりません。

私には何年後の相場を当てようなんていう発想は一切ありません。
先のことは分からないという前提に立てば、投資をするにしても相場を張るわけにはいきません。そうすると、やっぱり分散投資が一番なんです。

こういう話はつまらないですし、何より投資に対して夢も希望もロマンもないですよね。それでも、相場だとか、特定の金融商品だとかに人生が左右されてしまうなんておかしいと思いませんか。
そういう意味では、最初は少額で分散投資ができる投資信託から始めるのがいいでしょう。

突き詰めれば資産運用とは「お金の持ち方」です。定期預金だけの人も、銀行に定期預金という形で貸しているわけですし、デフレの時代にはそれでよかったわけですが、これからは誰もがインフレに備えないといけません。インフレとは通貨がモノに対して弱くなることです。
だとしたら預金じゃないですよね。日銀は物価の上昇率を2%まで上げようとしています。それが達成されれば、金利も2%に近づいていくでしょう。まず最低限、それに負けない利回りを確保することです。それなら投信でも十分実現できます。

投資はあくまで人生をよりよくしていくためのものですから、自分に一番合ったやり方を、人生とお金の関わりという大きな視点の中で考えてみてください。大切なのは「投資のために生きる」のではなく、「人生のための資産運用」という基本を忘れないことです。

・・・最近、この「わたしの投資論」をメモすることが多くて、「投資はつらく苦しいけどやるしかない」(小幡績氏)、「相場は極められないからこそ向き合う価値がある」(広木隆氏)、そしてこの三輪氏の「相場に人生が左右されてはいけない」、いずれも「そうだよなあ」と共感する考え方なのです。

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