土用丑の日
本日付日経新聞コラム「春秋」から以下にメモする。
四季のそれぞれの終わりの18日間を土用という。ふつう、立秋までの夏土用を指す。季節のめぐる日本らしく、この変わり目をとらえた言葉は多い。土用干しは衣類や本に風を通して虫がつくのを防ぐこと。土用掃きは大掃除。何かに区切りをつける様子が伝わってくる。
きょうは土用の丑の日。この日に滋養のあるものを食べる習慣には、困難に直面しても元気に克服できるようにとの願いがありそうだ。ウリやうどんなど「う」のつくものが食されてきた。ウナギ人気は江戸中期から。売れずに困っている鰻屋に平賀源内が、「本日丑の日」の貼り紙をするよう助言したのが始まりという。
・・・昔の季節感だと、夏の終わりのへばった身体に精を付けるためウナギを食べるという感じだな。今では夏の真っ盛りに食べるものとなったウナギも、絶滅の危機に瀕しているということで、牛丼屋で出すうな丼ですら結構なお値段。なので、自分がウナギを食べる時は大概「宇奈とと」の500円うな丼。しかし夏が終わるまでの間に一度は、うな丼ダブル1000円を食べておきたいなあと。(苦笑)
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