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2014年7月29日 (火)

土用丑の日

本日付日経新聞コラム「春秋」から以下にメモする。

四季のそれぞれの終わりの18日間を土用という。ふつう、立秋までの夏土用を指す。季節のめぐる日本らしく、この変わり目をとらえた言葉は多い。土用干しは衣類や本に風を通して虫がつくのを防ぐこと。土用掃きは大掃除。何かに区切りをつける様子が伝わってくる。

きょうは土用の丑の日。この日に滋養のあるものを食べる習慣には、困難に直面しても元気に克服できるようにとの願いがありそうだ。ウリやうどんなど「う」のつくものが食されてきた。ウナギ人気は江戸中期から。売れずに困っている鰻屋に平賀源内が、「本日丑の日」の貼り紙をするよう助言したのが始まりという。

・・・昔の季節感だと、夏の終わりのへばった身体に精を付けるためウナギを食べるという感じだな。今では夏の真っ盛りに食べるものとなったウナギも、絶滅の危機に瀕しているということで、牛丼屋で出すうな丼ですら結構なお値段。なので、自分がウナギを食べる時は大概「宇奈とと」の500円うな丼。しかし夏が終わるまでの間に一度は、うな丼ダブル1000円を食べておきたいなあと。(苦笑)

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2014年7月28日 (月)

「働かないオジサン」の7タイプ

日本の会社の中に「妖怪」が徘徊している。「働かないオジサン」という妖怪が・・・(苦笑)。今週の「週刊ダイヤモンド」(8/2号)の特集記事から、働かないオジサンの7タイプについてメモ。

無気力タイプ(のれんに腕押し)
どうせやってもやらなくても同じだし、もう出世もできないことは確定している――。そう考えたミドル、シニア社員が行き着く先が、このタイプ。
 

批評家タイプ(上から目線)
手は動かないが、口だけは動くのがこのタイプ。打ち合わせなどで、積極的にネガティブな発言をしてくる。周囲にしてみれば、いい迷惑だ。
 

お気楽タイプ(仕事するふり上手)
上司にお追従を言うことで出世してきたミドル、シニア社員に多いのがこのタイプだ。明るく調子がいいから、憎めないという特徴も持つ。
 

勘違いタイプ(オレに任せろ)
かつて習得した自分のスキルがいまだに最前線で通用すると思っているのがこのタイプ。
過去の成功体験だけを誇りにして、自分一人で抱え込むようなやり方を続ける。

存在感ゼロタイプ(気付かれない)
このタイプがなぜそうなってしまったのかは判然としない。他の社員とまともなコミュニケーションをしなくなって長い年月がたっているため、周囲も分からない。
 

権限委譲タイプ(実は丸投げ)
一見、部下や年下を信頼し、できるタイプに思える。しかし毎回、言いっ放し(アドバイスやサポートがない)だとしたら、このタイプだと思ってよいだろう。
 

嘆き愚痴タイプ(毎日ため息)
職場の雰囲気を少しずつ悪くしていくのがこのタイプだ。何かにつけて、「昔は良かったよなあ」などと嘆く。会議の後で「あの内容じゃあダメだなあ」などと、ぼやく。

・・・まあ、自分も「働かないオジサン」に近づきつつあるような自覚も少しある。タイプとしては「無気力」かつ「存在感ゼロ」に近いかもしんない。(苦笑)

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2014年7月26日 (土)

民間機撃墜、過去の事例

ウクライナ東部の上空で起きたマレーシア航空17便の撃墜。その犠牲者数は31年前の大韓航空機撃墜を上回る298人。過去の民間機撃墜事件について、週刊「ニューズウィーク日本版」7/29号の記事からメモする。

民間機がミサイルで撃ち落とされたのは今回が初めてではない。70年代から最近までの間に、大型旅客機がミサイルで撃墜された例は4つある。そのうち2例は、通常の飛行ルートをそれてソ連(当時)の領空を侵犯したことが原因だった。

■大韓航空007便
83年9月に起
きた撃墜事件で、当時最多の269人が犠牲となった。ただし悲劇を招いたのは、機長らによる航法ミスだった。
007便(ボーイング747型機)はニューヨークからソウルに向かう途中で、北太平洋上空で予定の航路を見失い(まだGPSはない時代だ)、正規ルートを大きくそれてソ連極東の領空を侵犯した。
ソ連空軍は4機の迎撃機を差し向け、サハリン上空で、空対空ミサイルを発射。ソ連側は、同機をアメリカのスパイ機と判断していたという。
当時のレーガン米大統領は激しく非難。米ソ関係は緊迫。ソ連は最終的に過失責任を認めて謝罪した。
 

■大韓航空902便
同じく大韓航空の902便は、78年4月にパリからソウルに向かう途中、グリーンランド上空で航路を逸脱してソ連の領空を侵犯。このボーイング707型機には乗員乗客109人が乗っていたが、ソ連側は米空軍の偵察機と誤認したらしく、複数の戦闘機を緊急発進させ、うち1機がミサイルを発射した。
ミサイルが命中、片翼を失った同機は凍結した湖に不時着。乗客2人死亡。
 

■イラン航空655便
民間機をミサイルで撃墜したのは旧ソ連軍だけではない。アメリカもだ。88年7月、米海軍のミサイル巡洋艦ビンセンスはイラン航空655便を軍用機と誤認し、ペルシャ湾上空で撃墜した。乗員乗客290人全員が死亡。

■シベリア航空1812便
01年10月、シベリア航空(現S7航空)1812便が黒海上空でウクライナ軍のミサイルに撃墜された。クリミア半島で地対空ミサイルの発射訓練を行っていたウクライナ軍の誤射。乗員12人・乗客66人全員が死亡。
ウクライナがミサイルによる撃墜の事実を認めるまでには数日を要した。当時のロシアはウクライナと友好的な関係にあったため、事を荒立てなかった。 

・・・大韓航空機007便撃墜は「第三次世界大戦勃発?」というくらいの大事件として記憶しているけど、他の3件は知らなかったな。しかし過去にウクライナ軍がロシア機を撃墜していたというのは妙な因縁。今回の撃墜が親ロシア派によるものだとしたら、非正規軍による前代未聞の恐るべき蛮行、紛争に全く関係のない人々が巻き込まれた絶望的な愚行というほかない。

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2014年7月25日 (金)

荒川は「ガンジス川」である!?

小生は東京都の東のはじっこ、江戸川区の葛西地区に住んでいる。おそらく今では知る人も多いと思うが、西葛西にはかなりの数のインド人が生活している。日経新聞電子版の本日付記事(なぜ東京・江戸川区にインド人村が誕生?)からメモする。

在日インド人数は全国で22984人(2012年時点)。その3割にあたる7902人(14年時点)が東京都内に住んでいる。
東京23区で最もインド人が多いのが江戸川区。1959人で都内全体の約25%を占める。次いで江東区の1187人。つまり、東京都の東部にある江戸川区と江東区の2区だけで、都内全体の4割を占めている計算になる。
 

もともと首都圏では横浜に住むインド人が多かったそうだ。ところが、状況が大きく変わったのが2000年直前のこと。コンピューターが誤作動する「2000年問題」に対応するため、優秀なIT技術者を多数輩出するインドから人材が来日するようになったのだ。こうして東京で働くインド人が飛躍的に増えることとなった。 

新たに来日したインド人の受け皿となったのが江戸川区だった。06年以降、江戸川区が都内首位だった港区を抜き去り、都内で最もインド人が多い区に浮上した。 

では、なぜインド人が江戸川区に住むようになったのだろうか?
「それは、西葛西にインド人が暮らすために必要な様々な要素がそろっているからですよ」(貿易会社を営むジャグモハン・チャンドラニさん)。
 

まずは交通の便の良さ。
大手町をはじめ日本橋、茅場町などのオフィス街に東京メトロ東西線で直結している。IT技術者にとっては、(金融街に)通勤しやすいのは大変に便利。しかも同じ東西線の九段下駅からインド大使館にも行ける。羽田空港や成田国際空港に行くのも交通の便がよい。
また家賃も都心に比べれば比較的安い。

もう一つ、大きな要因がある。西葛西の西側を流れる「荒川」の存在だ。
「土手から眺めていると、なんだか、故郷コルカタ(カルカッタ)を流れる聖なる川、ガンジスを思い出して、心が落ち着くんです。河口が近いから川幅が広いでしょう。よく似てるんですよ・・・・・・」。チャンドラニさんは遠い目をしながらしみじみとこう話す。

・・・「荒川はガンジス川」とか言われると、のけぞっちゃいます。(笑)

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2014年7月24日 (木)

リキャップCBという「株価材料」

今月7日、カシオ計算機が「リキャップCB」による調達資金で自社株買いを行うと発表し、カシオ株は上昇。資金を新株予約権付社債(転換社債=CB)の発行で集め、それを元手に自社株を市場から買い戻す――この財務手法は一見、矛盾した行動に見えるが、実際のところ、どれだけのメリットがあるものなのだろうか。本日付日経新聞総合面のコラム記事「真相深層」(財務組み替え 株高狙う)から以下にメモ。

本来、企業がCBなどで資金を集めるのは、生産設備を増やすといった資金が足りないとき。ところがカシオは、わざわざ外部から集めた資金で自社株買いをする。ねらいは自己資本利益率(ROE)の引き上げだ。
株式市場が評価するのは少ない資本で効率よく利益を稼ぐ高ROEの企業だ。自社株買いで資本を減らせばROEは上がる。
 

負債を抱えて資本を減らし、財務の見え方を変える。英語のリキャピタライゼーション(資本と負債の再構成)から「リキャップCB」と呼ばれる。 

CBは将来的に株式に転換できる権利が付く分、金利を抑えられる。株高期待のある今の環境だと、もはや企業は金利ゼロで集められるのだ。 

米国では2000年代半ばにリキャップCBのブームがあった。株主へ配当や株高で報いる必要がある資本より、負債の方がコストが安いと考えたからだ。そうした流れが日本にも訪れている。 

もっとも、全てを解決するわけではない。
もし株価が上がらず転換の機会がなければ、投資家に残るのは金利の付かない社債だけだ。株価が上がれば上がったで、株式へ転換が進めばROEを下げる要因となる。
 

「リキャップCBは見かけ上のROEを高める財務テクニックにすぎない」との見方もある。分母を一時的に減らしても、分子の利益が増え続けなければ、長期的な市場の評価は高まらない。 

CBは普通社債と株式の中間のもの。金利負担は軽く、公募増資ほど成長の未来図を厳しく問われない。その分、企業側の意識に曖昧さが宿る。 

資本効率を重視する経営姿勢は大きな一歩だ。ただ、いいとこ取りだけを狙ったCBがまん延するようだと日本市場の魅力を高める努力は本物にはならない。

・・・自社株買いが株価上昇につながるというのも、次の決算で前期以上の利益計上及び株数の減少を前提に、一株当たり利益が増加する見通しからだろう。逆に言えば自社株買いは、経営者が増益見通しを確信している証とも言える。しかし本筋は企業収益の成長、つまり利益率上昇によるROE向上の実現という基本が肝心だろう。現状では、自社株買いは単なる株価の刺激材料になっている感がある。

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