平等院を見に行く
大修理のほぼ終了した平等院を見に行った。
鳳凰堂は赤味の強い朱色に塗りなおされて面目を一新。
天気は曇り一時雨、時に晴れ間も出るという不安定な気候。それでも修理が終わり内部拝観も再開したばかりということで、多くの人が訪れていた。自分が入ったのは朝9時半頃だったが、拝観は既に2時間待ちの状況。内部拝観はまたの機会にして、ここに来れば当然のように、隣接しているミュージアムに入り、雲中供養菩薩像を見る。
雲中供養菩薩像。今年の1月も、サントリー美術館の展覧会で間近に目にする機会があった。なぜか僕は雲中供養菩薩像がとても好きで。11年前に、この平等院のミュージアムで初めて見た時は、彼らの奏でる音楽が聞こえてきたような気がした。日本人の繊細かつ洗練された感性が作り出した本当に素晴らしい彫刻作品だと思う。
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