« 和食とは何ぞや、と考える | トップページ | 平等院を見に行く »

2014年4月 3日 (木)

クリミアはロシアで動かない

作家の佐藤優は、ロシアによるクリミア編入という現実は覆せないと見ている。その理由は三つある。今週の「週刊東洋経済」(4/5号)連載「知の技法 出世の作法」からメモする。

第一に、クリミア住民の圧倒的多数がロシアへの編入を望んでいるから。第二に、歴史的にクリミアは、ウクライナよりもロシアとの歴史的・文化的結び付きが強い。住民の大多数もロシア語を話している。第三に、ウクライナ現政権にクリミアを実効支配する軍事力がなく、米国もロシアとの全面対決に発展することを恐れて、ウクライナに武器供与、軍事顧問の派遣を行うことがないからだ。

・・・ロシアのクリミア支配は、建て前的には国家主権の重大なる侵害なんだけど、歴史的にはソ連の時代にフルシチョフがウクライナにあげちゃったクリミアを、今回ウクライナの「ロシア離れ」の動きに危機感を覚えたロシアが急かされるように取り戻したという印象もあって、外側から何が何でも元に戻せ、とまでは言えない感じもある。たぶんロシアも、これ以上の武力介入は悪影響が大きくなると理解しているだろうから、期待も含めて、基本的には旧ソ連の国同士の兄弟ゲンカ程度に収まる可能性は高いのではないかと。今後5月のウクライナ大統領選挙を経て、当事者であるロシアとウクライナの話し合いにより、最終的にはクリミアはロシアというところに落ち着くんじゃないか。と素人的には思っている。

|

« 和食とは何ぞや、と考える | トップページ | 平等院を見に行く »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/174032/55634536

この記事へのトラックバック一覧です: クリミアはロシアで動かない:

« 和食とは何ぞや、と考える | トップページ | 平等院を見に行く »