« 参院改革と憲法改正 | トップページ | 「銭湯富士」はユートピア »

2013年7月16日 (火)

母の命日

20年前の今日、母が死んだ。

昔々僕が子供だった頃、母に尋ねたことがある。
「神様っているの?」
やや間があって、母は静かに諭すように答えた。
「いると思えばいるし、いないと思えばいないのよ」

(じゃ、いないんじゃない)と子供心に思ったが、それは口には出さなかった。

今から思うと、幼い子の質問に随分まじめに答えてくれたものだと思う。

やはり子供の頃、母が半分冗談のように、ということは半ば本気で、
「千年も万年も生きるのよ」と僕に語りかけたことがある。

かなり難しいことではあるが(苦笑)、とにかく生き続けることが、
母の与えてくれた愛情に応えることなんだろうと思う。

魂というものがあるのなら、母の魂が安らかであることをひたすら願うほかない。

|

« 参院改革と憲法改正 | トップページ | 「銭湯富士」はユートピア »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 母の命日:

« 参院改革と憲法改正 | トップページ | 「銭湯富士」はユートピア »