« UKライブ(DVD) | トップページ | スペイン内戦の混沌 »

2013年3月17日 (日)

カレーにジャガイモの由来

今月15日付日経新聞電子版記事「日本のカレーはなぜジャガイモを入れるのか」からメモする。

カレー研究の第一人者、カレー総合研究所の井上岳久所長によると、ジャガイモはタマネギ、ニンジンと並んで「カレー三種の神器」の1つ。明治時代から定番食材となっていたらしい。なぜ、ジャガイモが選ばれたのか。

カレーが日本に伝わったのは明治初期。英国から上陸したといわれている。実は、当初はカレーにジャガイモは使われていなかった。「英国のカレーはもともと肉を食べるためのソースだった」(井上所長)からだ。

小菅桂子著「カレーライスの誕生」(講談社)によると、1896年(明治29年)、カレーの材料として「芋」が登場する。1903年(明治36年)には雑誌に作り方が出ており、「わさびおろしですりおろす」とある。レシピには小麦粉はなく、ジャガイモでとろみを付けていたようだ。

徐々に使われ始めたジャガイモだが、まだ定番食材ではない。どうして「三種の神器」とまで呼ばれるようになったのか。

「海軍のメニューとして取り入れられたのが大きかった」。カレー総研の井上所長は歴史を振り返る。「ジャガイモとタマネギ、ニンジンは保存性があり、長期の航海にも耐えられる。これらを使った作り方が軍隊経験者を通じて全国に広まり、家庭で作るカレーの定番となった」

家庭では当たり前となったジャガイモ入りカレー。ただし好みは分かれるようだ。地域差もある。東日本では煮崩れしやすい品種「男爵」が中心だが、西日本では煮崩れしにくい「メークイン」が好まれる。カレーの種類も影響する。欧風をうたう専門店のカレーにジャガイモは入っていないことが多い。インドカレーも同様。やはりジャガイモを入れるのは日本風のようだ。

・・・やはり「海軍カレー」で、日本のカレーライスはほぼ完成されたのだな。半ば保存食でありつつ栄養のバランスも良い、日本のカレーは偉大な発明だと感じ入る。ちなみにジャガイモの好みを言えば、僕はイモをしっかり齧りたいのでメークイン派です。

|

« UKライブ(DVD) | トップページ | スペイン内戦の混沌 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/174032/50781824

この記事へのトラックバック一覧です: カレーにジャガイモの由来:

« UKライブ(DVD) | トップページ | スペイン内戦の混沌 »