« 池上彰の「問い質す」力 | トップページ | 森喜朗の語る「大連立」 »

2012年12月26日 (水)

ピース又吉の「本屋ラブ」

経済誌に、お笑い芸人のインタビュー記事が載ってると、それだけで(笑)。電子書籍が話題になる中、改めて紙の本の魅力を語るのは、「読書芸人」としても活躍するピースの又吉直樹。「週刊東洋経済」(12/29・1/5合併号)から、以下にメモする。

僕にとって本を読むことの魅力は、自分の感覚を確認することと、発見することです。面白い本と出合ったら、共感することで自分の感覚を確認できるし、自分では思いもよらない発想を発見できる。 

電子書籍が普及しても、紙の本が消滅するとは思いません。僕は電子書籍で作品を読んでも、内容が気に入ったら、紙の本も買ってしまうでしょう。内容だけではなく、書店に行ったり、ページをめくったり、そういう行為全体を含めて「本」だと思うんです。 

電子書籍を使うようになっても、本屋に行く楽しみは自分にとっては変わらないと思います。読みたい本が決まっているときに電子書籍は便利ですが、自分の知識だけでは、選ぶ本の幅は広がりにくいもの。本屋で棚を見て歩くという行為は、買おうと思っていなかった本を買うことにもつながります。小説を買おうと書店に行って、隣に「絶対に性格が明るくなれる」という新書を見つけて、思わず買ってしまう。そういう出合いが好きですね。

・・・長髪で、ちょっと怪しい文学青年風の又吉君。年が若くても、紙の本や書店が好きという人の思いや感覚は、自分のような中高年と変わらないなと感じる。

自分も、時間があると何となく本屋に行くことが多い。まあ単純に本が好きなんだと思う。5年くらい前、電話で話をする機会があった大おばさんから、「本の好きな子だったねえ」と言われて、そうだったんだよなと自分でも改めて思ったけど、なぜ本が好きなのか自分では分からない。しかし自分が好きなものについて、なぜ好きかという理由が分かっている人なんているのかな。まあとにかく、本が好きな人間は、ただ飲み食いするように本を読むだけなのだ。

|

« 池上彰の「問い質す」力 | トップページ | 森喜朗の語る「大連立」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/174032/48479958

この記事へのトラックバック一覧です: ピース又吉の「本屋ラブ」:

« 池上彰の「問い質す」力 | トップページ | 森喜朗の語る「大連立」 »