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2012年11月13日 (火)

総理ヨシヒコ、勇者たるべし

野田佳彦首相が年内の衆議院解散を決意、と報道されている。本日付日経新聞からメモしてみる。

12日の衆院予算委員会で、首相は「ダラダラと政権の延命を図るつもりはない。環境が整えば国民に信を問う」と強調。衆院解散に向け赤字国債法案と衆院小選挙区の「1票の格差」を是正する法案の成立、社会保障制度改革国民会議設置への協力を呼びかけた。 

首相は「自分の言った言葉は重たいと強く自覚している」と、8月に自民、公明両党首と合意した「近いうち」解散を履行する意志を強調した。 

首相周辺は「うそつきと言われ続けるのが首相は最も嫌だ」と語る。 

自公の解散要求に沿う「話し合い」に近い形をとれば、衆院解散後に民自公の3党協調路線を進めやすいとの読みもある。衆院選で民主党が負けても、参院は現状で民主党が第1会派で、自公の議席だけでは過半数に届かない。首相は次期政権が「決める政治」を目指すには衆院選後も民自公の3党協調は避けられないとみて、その一翼を担いたい考えとみられる。

・・・「うそつき」と言われるのが嫌、というのは野田首相はやはり「いいひと」なんだろう。大体、政治家はうそつきで当たり前って感じがするわけだから。政権支持率の低迷から、民主党には解散を避けたい向きも多いのは無理もないが、まあ大衆民主主義における支持率というのは、「人気」と余り変わらない感じもするので、全体的に地味な野田政権の支持率が盛り上がらないのも分かると言えば分かる。

しかしながら野田首相は何だかんだ言って、消費増税など政策課題を地道に着実にこなしてきているわけで、社会保障改革の道はいまだ遠いにしても、政権の実行力は相当なものだと評価できる。現時点では「解散」をテコに、ほぼ「大連立」状態を作っているのも、手順の進め方や段取り力に長けている政治家という感じがするし。目先の決めるべきことを決めた後、「約束」通り、堂々と国民の審判を受けるつもりであるならば、それは実に男らしい、勇者の行いだと言えるだろうな。

漢字は違うけど、自分と同じヨシヒコという名前なので、個人的には野田首相をポジティブに評価したくなる。まだ早いが、総選挙後(たぶんどの政党も大勝しないと思うが)の国政においても、野田佳彦という政治家には主要なポジションで能力を発揮してもらいたいね。

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