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2012年8月 6日 (月)

ノイシュバンシュタイン城

7月21日、ドイツのノイシュバンシュタイン城を訪ねた。

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行く前は、ベタな観光地となっているお城に、特に期待もしていなかったのだが、実際に見たら感心してしまった。単純なワタシ。

やっぱりね、絵ハガキみたいなキレイな写真で見ても「ふ~ん」みたいな感じなのだが、実際にその大きさや質感を自分の目で見ると、「ほぉ~」という感じになるのだな、これが。かなりのもんだよ、ホントに。東に姫路城(白鷺城)あれば、西に白鳥城あり、なんて思ってしまう。

しかし我が姫路城は世界遺産だが、ノイシュバンシュタイン城は世界遺産でも何でもない。ノイシュバンは19世紀の、歴史上はごく最近の新しい城。しかも殆ど王様の趣味で作っちゃってるし。考えてみれば、19世紀後半にこんな大きな城を建てるなんて、日本でいえば明治維新の後に姫路城を建てるようなものなので、かなりアナクロ、時代錯誤の振る舞いであることは間違いない。まあ後の世に観光資源を残したとは言えるけど・・・この城を建てたルートヴィヒ2世は「狂気」に陥ったとされて、逮捕・幽閉されたのも分かるような気がする。そして直後に王は謎の死を遂げてしまう。

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実は30年以上も前、ヴィスコンティの映画「ルートヴィヒ」を見てたんだな、ワタシは。当時の邦題は「ルードウィヒ・神々の黄昏」だったけど。それは別にルートヴィヒ2世に興味があったわけじゃなくて、岩波ホールにかかる小難しい映画を、若気の至りで見ていた時期だったということで、その証拠に映画の内容は殆ど覚えていない(苦笑)。当時の映画パンフを見直しても、エリザベートの「あなたは私に叶わぬ恋という夢を見ているのだわ、ルートヴィヒ」なんてセリフの記憶を確かめるくらい。

DVD商品は「完全版」との触れ込みで、何と4時間。日本公開版の映画は3時間だったので、そりゃ長すぎるだろうと思っちゃいます。しかもアマゾンに気になるレビューがあって、死亡したエリザベートが眠るように横たわるシーンがDVDではカットされてるらしい。何しろ自分の殆ど唯一印象に残ってるシーンが無いというなら、また見ようという気も無くなるよ。(苦笑)

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