日経にも「ポジ出し」の話題
本日付日経新聞1面コラム「春秋」は、街中に新入社員が行き交う季節に寄せて、若い人の発想や意欲を前向きに生かすのが年長者の役目と述べながら、先日のNHK番組「ニッポンのジレンマ」で使われていた「ポジ出し」なる言葉を引き合いに出している。コラムからメモする。
若手知識人だけを集め日本の課題を論ずるNHKの討論番組で、1人の参加者が「ポジ出し」という造語を口にした。非難やあら探しなどダメ出しが幅を利かせる議論はやめ、皆でポジティブ、つまり前向きな改善策に知恵を絞り、行動する方が大事との発想だ。反抗に意味を求めた昔の若者とは違う世代が育つ。
・・・「ポジ出し」を語ろうと提案した評論家の荻上チキは、番組の最後にも「ポジ出しという言葉をみんなが超使ってくれて嬉しい」、てなことを言ってた。その言葉の影響は日経新聞にも及んだ、ことになる。
でも正直、宇野常寛呼ぶところの「チキりん」または「チキどん」は、あの参加メンバーの中では一番小賢しい感じで好きになれないタイプだな。(苦笑)
さて、ツイッターを見たら、次回5月の「ジレンマ」には東浩紀が参加するらしい。おお、出るか御大、みたいな感じ。
NHKのヒット商品に育ちつつある印象の「ニッポンのジレンマ」。あとは古市憲寿君が出れば面白いかと。NHKはしっかり、月曜深夜のニュース番組にも彼を起用してるし、出てもおかしくないよな。
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