2012年2月、相場は大転換?
若林栄四氏は新著『デフレの終わり』(日本実業出版社)で、黄金分割の数字を駆使した日柄分析による相場予測を展開。ドル、日本株、金相場の要点をメモしてみる。
米ドルは2012年2月にかけて最安値を付けにいく。対円で1ドル=74円がメド。そこで円高局面は終わり、長期円安局面へと反転する。目標は、2025年の1ドル=180円。
日本株は震災で当面の底値を付けたが、やはり2012年2月までは上昇しにくい状況が続く。しかし、それを過ぎれば、本格的な円安トレンドの到来とともに、株価も本格上昇に向けた準備段階の動きに入る。まず2012年10月に1万2000円程度でいったん高値を付ける。その後2013年10月に向けて下落。9000円前後の安値を付けて、そこからようやく日本株は長期上昇トレンドに入る。
金は、米ドルと逆相関の関係にある。つまり、米ドルが売られると金が買われ、逆に米ドルが買われると金が売られる。ということで、2012年2月までの金価格は上昇トレンドを描くことになる。高値のターゲットは、1800~2000ドル。
・・・いずれにしても、2012年2月に相場が大転換するということで、何が起きるのかその時を心して待つことにしよう。
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