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2011年3月 6日 (日)

映画「ウォール・ストリート」

映画「ウォール・ストリート」は、「ウォール街」の23年ぶりの続編。前作と同じ監督はオリバー・ストーン、そして主役ゴードン・ゲッコーを演じるのもマイケル・ダグラス。しかし「ゴッドファーザーPARTⅡ」の16年後に「PARTⅢ」が出来た時も驚いたが、23年後の続編製作というのは、それを大きく上回るわけで、それをまたリアルタイムで経験しているワタシも長生きしてるもんだなと思う。

映画は、ゴードン・ゲッコーが裁判5年、懲役8年を経て2001年に刑務所を出た場面から始まり、さらに7年後の2008年が物語の展開される時代設定。つまり、現実世界ではリーマン・ショックが起きて株式相場が大暴落した年だ。

物語の中盤過ぎまでゲッコー氏は元・業界人のスタンスで行動しているのだが、最後はトレーディングを復活する。ロンドンに構えたオフィスの中で、髪をオールバックになでつけて太い葉巻をくわえながら「ゴードンゲッコー・イズ・バック」と語るゲッコー氏の姿を見た時は、なぜか楽しくなってしまった。わあ復活したよ、やっぱりこれでなくっちゃあ、って感じ。

まあ娘と彼氏との約束を破って、スイスの銀行に預けていた資金1億ドルでトレーディングを始めた時は、何ちゅう人やと思ったけど、娘名義とはいえ元々は自分の金だし、結局はその元手を10倍に増やして、1億ドルは当初約束した目的に当てたわけだから、どうってことないのだな。これが「1億ドルすっちゃいました」だったら、ただのバクチ好きのオヤジでしかないわけで・・・ゴードン・ゲッコーは投資家としてはもちろん、父親としても復活できた、というお話でした。

前作同様、ストーン監督も劇中にチョイ役で出演、前作の中心人物バド・フォックス(チャーリー・シーン)も登場してゲッコーと言葉を交わす。著名投資家ウォーレン・バフェット氏も彼自身の役で映るし、虚実ない交ぜの遊びが面白い。

この映画を見た時に、この人、あの人に似てるけどな~と思いながら見ていたのだが、やっぱりあの人だったか、イーライ・ウォラック。「ゴッドファーザーⅢ」で、マイケル・コルレオーネと旧知の間柄ながら敵に回るドン・アルトベロの役。今回は投資銀行業界の長老役なんだけど、ドンと同様に杖をついていて、手の動きも似ていて、あの人なのかなあとか思っていた。既に爺さん役だった「Ⅲ」から20年後も、やはりひと癖ある爺さん役で健在。何と1915年生まれ、95歳を超えているとは。感嘆するほかない。

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