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2011年3月25日 (金)

嬢メタル、とか。

今月の初めに「BURRN!」誌を立ち読みして目に付いたのが、「嬢メタル」なる言葉。それは文字通り、女性ボーカリストが歌うメタル・ロックを指す言葉で、新譜を出す「リブ・ムーン」なるバンドのインタビュー記事で使われていた。

そのリブ・ムーンの女性、これがまた、どキレイな人で、この人がメタルを歌うのかいな、へええええ~って感じだった。

で、そのリブ・ムーンの既発表アルバム「カバーズ」を買ってみた。このCDはタイトル通りカバー曲集で、ディープパープルやクイーン、アバなど自分には馴染みのある曲ばかり(ということは古い曲ってことで、なぜこういう選曲なのか不思議だが)なので、とりあえずこれを聴いてみることにした。

でも入手してみたら、CDプラスDVDも付いていて、こちらはオリジナル曲のビデオ・クリップ集だった。なるほど、リブ・ムーンはビジュアルも大きなセールス・ポイントだし、DVDを付けるのも当然の販売戦略だな。販売単価も上げなきゃいかんだろうし。

しかしDVDを見ると、このリブ・ムーンの世界は、どう受け取ったらいいもんなのかと思う。アマゾンのレビューを参考にすると、まあ賛否両論というのか、時にオペラチックになる歌い方に対して好き嫌いが分かれるというのか、そんな感じ。これはゴシックメタルとかシンフォニックメタルと言っていいのか、そもそもメタルなのかどうか。アニメソングみたいだとか、アキバ系ハードロックなんて評もある。面白いことを言う人がいるもんだ。

それで何かねえ、歌謡曲っぽいのが良い曲に聞こえる。メタル歌謡。別に悪くない。歌謡曲こそは、日本語の歌の最良のかたちである。どんなジャンルであろうと結局「歌謡曲」化するのが、日本語の歌のチカラかも知れない。と、昭和の人間である私は思う。

それはさておき、この宝塚出身というアカネ・リブさん、美しい容姿と声を併せ持つ、希有な人材なのは間違いない。ダーク・ミューズだかメタル・ディーバだか何でもいいけど、もっともっと存在感を高めて一般的な人気も集めてもらいたいもんだ。

ロックはやっぱり、ブリティッシュ・ハードロック、プログレッシブロックが基本と考える70年代ティーンエイジャーの私も、これを機会にゴシックやらシンフォニックやらのメタルも聴いてみるか・・・。

しかし実感としては、いまやロック音楽は質的にも量的にも飽和状態の気配だ。世界中でたーくさんのバンドがたーくさんの音楽を作っているのだから、何をやっても、どっかで聴いたことがある、っていう感じになるのも無理はないような気がする。音楽を作る側は大変だとしか言いようがない。

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