「トイレの神様」は沖縄伝来?
植村花菜の歌う「トイレの神様」を、年末にたまたま聞いた。曲名は何となく知っていたが、歌手自身のおばあちゃんのことを歌っていたというのは、その時初めて分かった。
特にどうということもない歌なんだけど、なぜだか訴えかけるものがある。それはやっぱり、それだけ歌い手の思いが強いってことなんだろう。
雑誌「ダ・ヴィンチ」2月号に、植村花菜のインタビュー記事がある。その中で、取材記者が「トイレの神様」について以下のように述べている。
トイレ掃除をすると美人になるという俗信は、関西でよくいわれる。植村さんのおばあちゃんは鹿児島県の沖永良部島から、若くして関西に出てきたそうなので、どこかでそうした俗信を耳にしていたのだろうか。あるいは、沖永良部島は沖縄文化圏にあることから、おばあちゃんがいうトイレの神様はフールヌカンの可能性もある。沖縄のトイレの神様で、他の神様では無理な願い事を聞いてくれる美人の神様。
・・・関西の俗信プラス沖縄の女神様が、「トイレの神様」ですか。日本にはいろんな神様がいるのですな。
(付記)フールヌカンについては、こちらのブログが参考になります。
| 固定リンク
コメント