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2010年3月28日 (日)

小布施に行く

長野の小布施に出かけた。目指すは岩松院というお寺。そこには、葛飾北斎が描いた「八方睨み鳳凰図」という天井画がある。また、戦国武将福島正則の菩提寺でもあり、正則の霊廟が建てられている。

長野新幹線に乗るのは初めて。朝7時28分「あさま」に乗車して東京駅出発、9時前には長野着。長野電鉄に乗り換えて35分で小布施着(運賃650円、特急に乗る場合は100円追加、所要時間は25分)。町内周遊シャトルバスがあるそうだが、12月から3月は運行してないということで、岩松院までとぼとぼ歩く。約30分の道のり。

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到着後は早速、鳳凰図を見上げる。御堂内は畳敷きだが、長椅子が並べられて「座って見てください」との指示。天井画は21畳分の広さ、「八方睨み」と称される鳳凰の「目ヂカラ」も含めて、華麗な色使いと構図が圧倒的なこの大作は、嘉永2年(1849)に数え年90歳で没した北斎の、最晩年の作品というから、芸術家のエネルギーにはただもう恐れ入るばかりだ。・・・あ~そこの人、御堂内の撮影は遠慮してくださ~い。(^^;

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鳳凰図を見学した後は、御堂の外に出て正則公の霊廟へ。豊臣秀吉子飼いの武将である福島正則は、関ヶ原の戦いでは徳川方に付き、戦功を認められて安芸・備後50万石の大大名に。そのおよそ20年後、広島城の「無断修復」を幕府に咎められて、信州・越後に国替えとなり、石高も4万5千石に激減。寛永元年(1624)、64歳で世を去った。その辺のことは、ブログ内記事(2年前の広島城訪問記)にメモしました。

天気予報は曇りのち雪で、どうなることやらという感じだったが、昼頃まではうっすら陽射しも出るくらい、まともに曇って雨もぱらついたのが午後3時頃で、日帰り旅行の天気としては何とかセーフだったのが有り難かった。

今回のお出かけは、たまたま見たテレビ番組の影響が大きい。2月のある寒い日曜日、部屋に籠ってだらだらテレビを付けっ放しにしていたら、葛飾北斎の娘の話が出てきて、何となく見ていたらこれが意外と面白いのだった。その番組に小布施の鳳凰図の話も出てきて、福島正則最期の地でもあるし、じゃ行くかという気が次第に盛り上がって、本日決行したという次第。しかし今でこそ新幹線を使って2時間程度で行ける場所だけど、北斎は晩年の80歳代に4度、江戸から小布施を訪ねているとのことで、やっぱり人並み外れたエネルギーの持ち主だと感じるほかないのだった。

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