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2009年9月27日 (日)

『もういちど読む山川世界史』

去年の春、1ヵ月入院した時に、丁度改訂版が出たところだった『詳説世界史研究』(山川出版社)を病室に持ち込み、アタマっから遮二無二読み進めていった。で、西洋人の掠奪と征服が世界史の原動力だなあとあらためて感じ入った。そして次は、ノートを取りながら「世界史」の本を少しずつでも読みたいものだとは思ったものの、やっぱり入院生活から通常の生活に戻ると、そんな余裕ないなあという感じだった。

そしたら今度は『もういちど読む山川世界史』という本が出た。むむむ。山川出版社、あなどれない。「高校の教科書を、一般読者のために書き改めた通史。社会人のための教科書」との触れ込みで、『もういちど読む山川日本史』も同時に出てる。日経新聞紙上でも「大好評!忽ち増刷」と広告されていた。やっぱりこういう需要ってあるんだな。作家の佐藤優も「週刊東洋経済」の連載で、ビジネスパースンよ、高校教科書で学べ、みたいなこと書いてたし。

というわけで購入して読んでおります。もちろん『詳説世界史研究』に比べれば、ボリュームは少ないけど、かなり圧縮された記述なので内容が薄いということは全然なくて、それなりに気張って読み進める・・・と、すぐに「近代」に入っちゃいましたが。とりあえず世界史の基本的な流れを押さえるのには便利、っていうのは間違いない。

世界史の流れ、人間の文明は、キリスト教世界、イスラーム世界、そして中国を中心とするアジアが相互交流する中で積み上げられてきたのだが、こと近代化に関しては、資本主義を生み出したキリスト教世界が主導してきたってことで、それは今も大枠としてはそうなんだけど、それもどうやら曲がり角かなという感覚もあるわけで。

なぜ歴史を学ぶのかというと、自分たちがジタバタしている世の中は、先人がジタバタした結果として今このようにあるのだから、その過去のジタバタについて知っておく必要があるということです。

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