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2009年5月10日 (日)

軍艦島に行く

長崎県の端島、通称軍艦島に行ってきた。先月4月下旬から上陸が可能になっている。むかし炭鉱の島、いま観光の島である。(オヤジ駄洒落)

連休が概ね一段落した後の8日金曜日に休暇を取って、長崎に飛ぶ。朝9時35分の羽田発スカイネットアジア航空の飛行機に乗って、11時30分長崎空港着。空港からはバスに40分程乗って、長崎市街に入る。その日の午後は長崎歴史文化博物館を見学するなどして過ぎた。

翌9日土曜日の朝、長崎港に向かう。「やまさ海運」運行の軍艦島上陸クルーズに予約済み。参加人数はざっと100人を少し超えるくらいか。朝9時に出発、戦艦武蔵が建造された三菱重工の造船所や、2005年末に開通した女神大橋などを眺めなP1020821_2がら、細長い長崎の港を外海に向けて進んでいく。港から出た後は伊王島、高島、中ノ島の沖を進み出発から約1時間、目指す軍艦島が近付いてくる。海上に浮かぶ高層ビルが視界に入ると、「ああ、あれ!」と声にならない声が心の中に漏れた。実際に見てみるとやはり何ともインパクトのある光景だ。島の南東側にある桟橋に接岸して上陸した。

見学通路は島の南側に作られていて、ビューポイントとなる広場が3つある。コンクリート製の集合住宅や学校など構築物の大半は島の西側、北側にあるのだが、もP1020806ちろん危険なのでそちらの方には入れない。
第1見学広場付近から島の北側を望む。一番奥にある建物が端島小中学校。(上の写真)
第2見学広場は総合事務所(レンガが残る)の前にある。(右の写真)
第3見学広場からは日本最古の鉄筋コンクリート製高層住宅を近くに見ることができる。

P1020825 それぞれの広場でガイドさんのお話を聞いて、1時間で船に戻る。その後遊覧船は島の南側から西側を周遊。
島の南側から見るとまさに「軍艦」島。今にも動き出しそうだ。昔、テレビで「ひょっこりひょうたん島」という人形劇があったけど、軍艦島も動く海上都市だったら凄いだろうなと夢想というか妄想した。

P1020832_2 西側は高層住宅が積み重なるように建てられている。その重厚なありさまからは、廃墟の迫力というか、遺跡の風格すら漂う。島の頂には神社があったということだが、今は祠だけがちょこんと残っているのが何だか妙な感じがしておかしい。

島の周りを一周した後、遊覧船は島から離れ再び港に向かって北上。たった1時間しかいなかったが、なぜか名残惜しい場所だった。なので、島が見えなくなるまで船の後方から海を眺めていた。12時頃に長崎港着。

前日に長崎歴史文化博物館で、『軍艦島の遺産』(長崎新聞新書)という、いかにも地元っぽい本を買ったので、またゆっくり読んでみようと思う。

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