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2009年4月 8日 (水)

チャプター11

報道によれば、ゼネラル・モーターズ(GM)は、日本の民事再生法に当たる連邦破産法11条の適用申請の準備を「真剣に」進めている。期限の5月末までに再建計画を政府に提出できない場合、GMは破産法適用を申請する可能性が強まる、との観測。

ところで、いわゆる「チャプターイレブン」を「破産法」と呼んでしまうと、かなりニュアンスが違ってしまうらしい。今週の「ニューズウィーク日本版」(4/15号)の記事「破産法11条は破産、ではない」からメモ。

「破産法」という日本語訳には誤解がある。破産とは、経営が行き詰まって借金を返せなくなった企業を消滅させ、その財産を貸し手に分配すること。再建を前提としたチャプターイレブンの趣旨になじまない。

破産法11条がどれだけ再建志向かを示す良い例が「11条適用の常連」米航空大手だ。運賃値下げ競争や燃料高騰が影響し、この10年の間にユナイテッド航空やデルタ航空など大手4社が適用を受けたが、その後も何事もなかったかのように世界の空を飛び続け、今では軒並み再建を果たしている。

この法律の適用を受けることを英語でよく「保護下に入る」と言うが、それは借金の取り立てが直ちに禁じられることを意味する。経営陣が資金繰りに頭を悩まされず再建計画作りに専念できるのが利点だ。

・・・「破産法」じゃなくて「再建法」ってことですか。ま、いずれにせよ、ここまできたらGMもチャプター11を適用して、踏み込んだ形で再建を強力に進めるしかないだろうな。

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