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2009年2月23日 (月)

怪獣映画のトラウマ

P1020588_4 先日、「ガメラ対ギャオス」をスクリーンで見た。場所は京橋の東京国立近代美術館フィルムセンター。企画プログラム「怪獣・SF映画特集」の中の一本である(上映は終了)。この作品を見たのは40年ぶりだが、やはり怪獣は大画面で見るのが良い。出現シーンは結構どきどきするね。(子供かいな)

しかしギャオスは怖い怪獣である。何しろ人を食べる。考えてみれば、大概の怪獣は街の破壊を行うものだが、人を食べるという設定は稀なのだ。怪獣が人命を奪うのは、大いなる破壊の結果であるのが通常なので、食べるという余りにも直截的な形で人間に危害を加える怪獣はむしろ例外的。そしてその直截的な恐怖を与える怪獣が大映のギャオスであり、東宝のガイラなのだ。

子供の頃、丁度怪獣映画を見始めた時期に「サンダ対ガイラ」「ガメラ対ギャオス」に出会ってしまった。おかげで、ギャオスとガイラはトラウマに。特にガイラ。まだしもギャオスはカッコイイと言えるけど、ガイラはもう怖えーとしか言いようがない。子供の頃の記憶。場所はビアガーデンだろうか(もちろん親と一緒)、暮れなずむ夕方、山の向こうからガイラがやってくるような気がして、ひどく落ち着かなくなってしまった。あれはお話だと分かっているのに、それでもガイラが現れるような気がしてしまう、あれは不思議な心持ちだった。もう一つ、人食い怪獣ではないトラウマがある。それはサソリ。「ガメラ対バルゴン」の話の初めの方で、人がサソリに刺されて苦しみ悶える場面がある。これがまた怖かった。日本にサソリがいなくて良かったと心から思ったものだ。

今回のフィルムセンターの企画では、東宝、大映、松竹、日活などの製作した昭和の怪獣・SF映画44本が上映された。そのプログラムの中には「サンダ対ガイラ」も「ガメラ対バルゴン」も入っていたけど、また見てみよう・・・という気にはならなかったな。(苦笑)
とりあえずガメラシリーズのベストワン、怪獣映画というジャンル全体で見ても五本の指に入る傑作であろう「ガメラ対ギャオス」をスクリーンで見て満足いたしました。

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コメント

 ごめんください。突然のコメントで誠に恐れ入ります。
 私は、上記のTBを致しました「ガメラ医師のBlog」管理人のガメラ医師と申します。映画ガメラに関する情報収集Blogを更新しており、こちらの記事にはガメラの検索から参りました。
 拙Blogでは従来より、フィルムセンター企画を含めた昭和ガメラシリーズに付いての記事をまとめておりまして、この度2月27日付けの上記TBの更新、
ガメラ:昭和(湯浅)版視聴記など 2009/02/27
中にて、こちらの記事を紹介させて頂きましたので、ご挨拶に参上した次第です。差し支えなければ拙Blogもご笑覧頂ければ幸いです。
 長文ご無礼致しました。それではこれにて失礼します。

投稿: ガメラ医師 | 2009年2月27日 (金) 18時21分

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