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2008年9月 5日 (金)

「あなたとは違うんです」

今週初めに辞任を表明した福田首相が記者会見の最後に吐いた捨てゼリフ、「私は自分自身を客観的に見ることができるんです。(記者に向かって)あなたとは違うんです」が各方面でネタになっているようで、最後の質問で「総理の会見は国民には他人事のように聞こえる」と発言した中国新聞の記者にも、俄然注目が集まっている。

今週の週刊新潮(9/11号)では、件の記者さんに取材。当人の説明によると、特に最初から考えていた質問ではないらしい。

「そもそも、うちは小さな新聞社ですから、会見ではなかなか最初から質問しにくいですし。でも、あの会見を聞いていてもやっぱり他人事のように聞こえましたから、最後にどうしても聞いてみたかったんです」
「首相は、自分が苦労した政治状況をお前は何も分かっちゃいないと言いたかったのかも。ならばなおのこと、国民に説明義務がありますよね」

とのこと。また、中国新聞のサイトで読める当人のコメントでは、「生意気な質問だという指摘を受けるかもしれないが、あえて聞いておきたかった」として、「福田首相は確かに自身の置かれた状況を客観視し、慎重に発言する人だと思う。しかし、それだけでは務まらないのが首相の重責だろう。国民に自身の明確な意思を伝える必要に常に迫られている」、という観点が示されている。

・・・福田首相にしてみれば、自分のキャラをネガティブに言われて過剰反応したのかも知れないが、それにしてもいい大人が「自分のことを客観的に見れる」なんて、ムキになって言うことかよ。誰だって多かれ少なかれ、自分のことを客観的に見てるだろうに。新潮の記事によれば、首相は「昔から人一倍プライドが高く、新聞記者など見下している」とのことで、「あなたとは違う」もその現れなんだろう。そもそも福田が一年前に総理になったのは、麻生に「人徳」がなかったから。要するにたまたま。もともと官房長官が適任の人かと。最近では、幹事長がお似合いの森が、小渕が倒れてたまたま首相になったっけ。まあこの10年で首相らしかったのは橋本と小泉かな。何にせよ、総理の器でない人を御都合主義的に総理にしてしまうのは、もういい加減止めてくれよ、ホントに。

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コメント

随分とご無沙汰しております。はっしーです。

今は、契約社員として、薄給ながら8時~17時 年間休日125日の自由時間が確保できる、自宅から10分の職場で働いています。

今はFXに没頭しています。継続した収入源とすべく奮闘しています。1000万円!も投入していますので、真剣です。ギャンブルではない、相場学に基づいたFXを提唱されている先生に出会い(この手法は本物です)付いていくことにしたのです。

ギャンブルと名のつくものには全く縁のなかった人間ですが、FXには魅力を感じています。(ギャンブルとは思っていませんが)

1日にして200万円の利益がでるかと思えば、1日にして200万円の損がでる世界。donaldさんもいかが?

投稿: はっしー | 2008年9月 6日 (土) 22時40分

 朝の梶原 しげる のラジオ番組で、行政府の長を尊敬しない国民性は、日本・韓国に特有のものだと言っていました。総理って、責任ばかり重くて割の合わないお仕事なんだなぁ~、大変だなぁ~と、傍から見ていて思うのでした。

自民党が生き残るための選択としては、有りなのかもしれませんが、海外からも、国民からも納得できない・理解できない選択であることは間違いなさそうですね。

投稿: はっしー | 2008年9月 7日 (日) 10時37分

はっしー君へ。
いろいろなことを考えての決断と行動でしょうから、うまくいくことを祈る、としか言えないのですが、とりあえずその相場学を究めるくらいのつもりで、取り組んでみてください。
くれぐれも「希望的観測」で売買しないでね。(これは老婆心)

投稿: donald | 2008年9月 7日 (日) 21時14分

そうなんです。希望的観測・割安感・割高感ほどあてにならないものはありません。

「予想はするな、予測をしろ!」がその先生のモットーなんです。

投稿: はっしー | 2008年9月 8日 (月) 21時57分

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