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2008年9月10日 (水)

昔の将棋ファンは驚いた

自分はオールド将棋ファンである。今の将棋界の事には全くと言っていいほど疎い。たまにNHK杯トーナメントを見るとか、タイトル戦の話が何となく目に入るくらい。だから、草柳文恵が自殺したというニュースの記事を読んで初めて、元亭主だった棋士の真部一男が去年死んだことを知った。何だか二重に痛ましい気分になった。

実際、彼らの結婚生活は短いものだったし、結婚そのものがもう大昔のことではある。それでも当時は、文字通りの才媛である草柳さんと、若手有望棋士だった真部という、異色の美男美女カップルは、将棋界に華やかな話題を提供した記憶がある。だから自分のようなオールド将棋ファンには何年、何十年経っても真部一男といえば草柳文恵ということで、ずーっと印象が残っているのだ。

真部は病死、草柳さんも病を苦にしてのことという。二人ともまだ50代、しかも元夫が世を去って1年も経たないうちに元妻が逝くという展開には言葉を失う。自分の気持ちの中に、そこはかとなく無常観ってやつが流れるのを感じる。彼らの結婚と同様に、彼らの最期もまた、自分を含めたオールド将棋ファンの心に深く刻み付けられたに違いない。

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