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2008年7月27日 (日)

第3期パープル「Live in London」

夏だ。夏はハードロックを聴く季節だ。(無理矢理)

といって今さらディープ・パープルかよと、さすがに自分でもどうかと感じるのだが、たまたま「ディープ・パープル・ライヴ・イン・ロンドン」のリマスタリング盤(2枚組)が「完全版」との触れ込みで登場したので、いちおう買ってみた。

内容はディープ・パープル第3期、あのカリフォルニア・ジャムから一ヵ月後の1974年5月ロンドンにおけるライヴで、オープニングのMC、ジョン・ロードのメンバー紹介MC、スペース・トラッキンがノーカットで収録されている。

自分がこの音源を初めて耳にしたのは、NHK・FMの番組、渋谷陽一の「ヤング・ジョッキー」で、エアチェック(死語)した覚えあり。放送されたのは、このCDでいえば1枚目の紫の炎から始まる5曲(ただしスモーク・オン・ザ・ウォーターは最後のグレン・ヒューズのボーカルの途中でフェードアウト)。その後LPやCDを買ったけど、このライヴのスペース・トラッキンは自分は初めて聴いた。さすがに30分は長いぞ。グレンのボーカルが入りすぎだな。しかしイアン・ペイスのタフなことに感心。ユー・フール・ノー・ワンも20分もあるし、延々と演奏を繰り広げる、この辺はいかにも70年代的。

レイジーのイントロを奏でてから、スモーク・オン・ザ・ウォーターに入るとか、ユー・フール・ノー・ワンの途中で例の間奏的なブルースを弾くとか、そんなリッチー・ブラックモアのライヴにおけるパターンは、レインボーの初期にも踏襲されて、ライヴでは銀嶺の覇者に入る前にレイジーが、曲の途中でブルースも演奏されていた。また、スペース・トラッキンのインプロビゼーションの一部は、第4期のゲッティン・タイターのライヴ・バージョンにも引き継がれている。スリリングな構成や展開で楽曲に新たな命を吹き込む演奏の巧みさは、ライヴ・バンドとして他を引き離すディープ・パープルの力量を示している。

ジョン・ロードはMCで「私はリック・エマーソン」と自己紹介?している。CD解説によると、リック・ウェイクマンとキース・エマーソンを合わせた冗談だったということだが、一番最初に聞いた時に「あれ、この人ジョン・ロードじゃなかったの?」といささか混乱した覚えがあるので、今回やっと疑問が氷解したという感じだった。(・・・30年以上も経ってから分かってどうすんねん)

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コメント

夏はハードロックですよ。

世間で流通している夏の音楽には無反応な私でも、ディープ・パープルやツッペリンでシャキとしますもの。

投稿: 秘密組合員 | 2008年7月29日 (火) 22時19分

そうで~す。
夏はハードロック、秋になったらプログレを聴きましょう♪

投稿: donald | 2008年7月30日 (水) 22時00分

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