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2007年12月 7日 (金)

「ほどほど」に働く

本日付日経新聞連載記事「働くニホン・現場発」によれば、米コンサルティング大手タワーズペリンが世界19ヵ国・地域で8万8千人に聞いたところ、日本では仕事に「意欲的でない」「どちらかというと意欲的でない」という人が計72%に達したという。記事は、働く日本人の意識が、意欲にあふれた「バリバリ族」と、そうでない「ほどほど族」に二極化、日本ではほどほど族がじわじわ勢力を増しているように見える、と記す。「魅力的な職場」の条件を尋ねたタワーズペリン調査のポイントをメモ。

日本の従業員には仕事と生活のバランスを重視する傾向がみえる。「充実した休暇」「適正な仕事量」「福利厚生の充実」がそれぞれ3、4、6位と上位に来た。ところが19ヵ国・地域の平均値だと、この三項目は7、9位、「圏外」と優先度が低い。
世界平均では2位が「キャリア向上の機会」(日本は圏外)、6位が「教育・研修の機会」(日本は10位)。
日本でも仕事への潜在的な意欲は決して低くない。国際平均で3位の「やりがいのある仕事」が日本は首位。タワーズペリンは「日本人は怠惰になったのではなく、目先の仕事に疲れ、合理的なワークライフバランス(仕事と生活の調和)を求める意識が強まったのではないか」とみる。

何だか「魅力的な職場」というより、「夢の職場」「ありえない職場」みたいな感じもするが・・・。つまり日本人は現実には、やりがいのない膨大な量の仕事を休みも取らずにこなしているってことなんだろうか。何か悲惨。

でも、「ほどほど族」の増加は、「勝ち組」「負け組」とはまた違った現実の意識があるということを示しているのだと思う。

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