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2007年12月14日 (金)

刑法犯10年ぶり低水準

殺人・強盗など重要犯罪を含む刑法犯は減少傾向。以下は本日付日経新聞より。

今年1-11月に全国の警察が把握した刑法犯の数(認知件数)は176万1993件で、昨年同期より7.0%減ったことが13日、警察庁のまとめで分かった。
戦後最悪だった2002年をピークに5年連続の減少。通年でも191万件程度と予測され、1997年以来、10年ぶりに200万件を割る見通しとなった。

認知件数を罪種別にみると、重要犯罪は8.7%減の1万5760件で4年連続減少した。
内訳は、殺人が6.8%減の1119件、強盗が10.4%減の4207件など、連れ去りなどの略取・誘拐を除き、軒並み減少した。
詐欺は昨年同期を8.6%下回る6万2284件。街頭犯罪と侵入犯罪もほとんどの罪種で減った。

・・・という具合に犯罪の数は減ったのだが、こと殺人事件の記憶では、衝動的、自己中心的、動機不明の事件が多かったように思う。

未解決事件では京都精華大学生刺殺事件(1月)。マンガ学部でプロを目指していた青年の夢は無残にも打ち砕かれた。市川市で起きた英国人女性殺害事件(3月)では容疑者は今も逃走中。加古川市の女子児童刺殺事件(10月)も動機など謎のままだ。

金を目当てに弱い者を襲う犯行も目立った。「闇の職安」サイトで知り合った男3人組がOLを拉致して殺害した名古屋の事件(8月)。犯人たちの冷血には慄然とするばかりだ。川口市のアパートでOLが殺されてキャッシュカードを奪われる事件(10月)も発生した。弱い者が偶然に暴力の犠牲になる、その救いの無さには言葉を失う。

2つのバラバラ殺人事件が明るみに出て始まった2007年も終わろうとしている。罪を犯した人間がはやく裁きを受けることになるよう願うのみだ。

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